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やしきたかじんさん、死去。
64歳・・・残念ですね。 3年前に名古屋での任務を終えて東京に帰還するとき、あー東京では『たかじんのそこまで言って委員会』が見られへんやん!どないしよー!と真剣に悩みました。 名古屋在住当時は、沖縄基地問題、尖閣問題、そして東日本大震災とそれに続く原発事故と、注目すべきトピックが次から次へと出てきた時期でした。 一般のテレビニュースや新聞報道は、お上やスポンサー企業に配慮した「大本営発表」を垂れ流しているだけなので、一日中ニュースや記事を見続けても「本当のところ」は見えてきませんでした。 そんな中、この番組は、国民が本当に知るべき「本当のところ」に斬り込んでくれる貴重な番組でした。 たかじんさんはご自分の持ち番組について「関東(在京キー局)には絶対流さない」「関東で放送されるなら辞める」との信念を頑なに貫き、関西で自由な表現を続けることに拘りつづけました。訃報ではそれを「東京への対抗意識」って本質とはかけ離れた表現で歪曲してましたが、そんな軽いもんではないでしょう(怒)。橋下徹がタレント時代に、関西局では何ら問題なかった発言を在京キー局で言ったら番組を降板させられたって事件がありましたが、それが現在の日本の実情とたかじんさんの真意を如実に表していると思います。 番組ではたかじんさんの発言は多くありませんが、パネラーや出演者の熱のこもった討論は、たかじんさんのこうした強固な「意志」「信念」によって守られていたのだと確信します。 デーブ・スペクターが、在京キー局で「関西ではこんなすごい番組作ってるんやで!何で東京ででけへんのや!」とDVDを見せてるらしいですね。 もしご覧になったことない方、「たかじんのそこまで言って委員会」のDVDをどれでもいいからチェックしていただきたいと思います。 とりあえず、現時点でもホットなトピックを取り上げた以下2点がオススメです。 DVD『たかじんのそこまで言って委員会 超・原発論』 DVD『たかじんのそこまで言って委員会 超・反日論』 原発論では、原発に代わる代替エネルギーについての特集は必見です。今まで電力会社の圧力で日陰に追いやられていた研究者たちですが、これから脚光を浴びることになるのでしょうか?それとも今までと同じく独立を放棄して海外に資源を依存しつづけることを選ぶ? 放射能はカラダにいい・・・という論も、錚々たるパネラー陣が論破されてしまって終わってますが、果たして・・・!? 全体に反中・嫌韓のカラーが強いですが、まあ昨年末の安倍首相の靖国参拝の報道で明らかなように、現在の日本のマスコミはほぼ「中韓の通信社」と化してます。その洗脳から覚めるって意味では、これぐらいの勢いの論調を見ておくのも損ではないと思います。 ワタシは名古屋在住期間中の番組を全てDVDに録画してありますが、市販DVDでは放送ではカットされていた部分も収録されているので、番組を既に見たという方にもオススメです。 ワタシも「大本営発表」「米中韓の洗脳」に慣れてしまってダメにならないよう、今後もたまにたかじんさんの番組を見直して喝を入れたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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