「チェンマイ本」さらに2点発売!!
はい!とっくにバンコクに戻ってます。久々のチェンマイねたですが、残念ながらチェンマイに行ってきたワケではありません。わたしの一時帰国のいちばんの楽しみは「本屋漁り」であります。どんな本を漁ってるかはヒミツです。最近は滅多に買わなくなりましたが、帰るたびにタイに関する書籍が次々に刊行されているのは驚くばかりです。今回はわたしの心の故郷といえる「チェンマイ」をテーマにした本がナント2点も見つかりました。もちろんどちらも「即買い」。「たっぷりチェンマイ! ~タイの古都をまるごと楽しむ町歩きガイド」岡本麻里/古川節子著・情報センター出版局「チェンマイに溺れる~上級リピーターのための北タイ紀行」永田玄著・ダイヤモンド社~地球の歩き方gem stone後者は以前の記事で紹介した「チェンマイ満腹食堂~ウソなしレスランガイド」と同じ著者で、出版社は違いますが表紙のデザインが共通していて「姉妹本」といったカンジですね。ちょうど「たっぷりチェンマイ! 」を購入した直後に同じくチェンマイとの癒着が深い「raknaaさん」と「☆★megu★☆さん」にお会いしたので本をお見せすると、さすがというかraknaaさんは既に入手済みとのこと。☆★megu★☆さんもページをめくりながら懐かしいチェンマイの思い出に浸っておられました。こうしたチェンマイ本を見ていて共通して思うのは、「チェンマイってこんなに綺麗だっけ!?」(苦笑)。raknaaさんも同じことをおっしゃってたのですが、わたしのチェンマイの第一印象は必ずしも芳しいものではありませんでした。正直言うと初めて訪れたときは、「便利でもないし、情緒があるわけでもないし、中途半端で退屈な町やなー」と・・・。今にして思えば、タイ全土から見れば十分栄えた町だし(街まではいかない)、情緒もしっかりあるんですが、当時そう感じたのは、チェンマイを形容するときのキマリ文句「タイの京都」という表現から過剰なイメージを持って出かけたのがいけなかったのです。ハッキリさせておきますが、チェンマイと京都は全然似てません。チェンマイが「タイの京都」なら、Tui☆Bangkokが「日本のトム・クルーズ」と言う方がまだ適切な表現です。それはともかく、そう感じたのがわずか4年前のことで、今やチェンマイにハマるどころかチェンマイ在住の女性と家庭を持つことになろうとは、人生どこに転機(落とし穴?)があるのかわかったものではありません。本の話に戻りますが、これらの本はいずれもチェンマイへの愛情や思い入れが満ちており、読者は必ず「あーチェンマイに行ってみたいなー」、一度でも行った方は「また行ってみようかなー」と強く思われることでしょう。でも、わたしが本を見て思うのは、自分のイメージしている「チェンマイ」と本で描かれている「チェンマイ」はずいぶん違うな、と・・・・。これは本を貶しているわけでもないし、自分が著者よりも「チェンマイ通」と自慢しているわけでもありません。正直言うとこれらの本に紹介されている場所にはほとんど行ったことがないんです(笑)。もちろん対象は「トラベラー」ですから視点が違うのは当然なのですが、何が言いたいかというと、チェンマイは観光客として訪れても魅力的な場所だし、生活者として地元民と同じ目線で見つめるともっと別の発見がある町ということなのでしょう。欧米人を中心にロングステイの外国人がゴロゴロいるのはよく理解できます。チェンマイはわたしを含めた多くのひとにとって、「行ってみたい場所」というより「住んでみたい町」なのでしょうかね。「バンコク」または「南の島」こそがタイだと考えている方も、ぜひこうした書籍を道標にチェンマイをぶらぶらしてみてはいかがでしょう?本の場所の多くを踏破する前に、「自分だけがわかるチェンマイの魅力」を発見されるかも知れません。タイランドハイパーブログランクに1票♪