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テーマ:あの本、おぼえてる?(347)
カテゴリ:読書家12か月
先島(石垣、宮古、与那国等)の皆様には、申し訳ないが、台風は沖縄本島には来ない模様。本島直撃で、先島には行かないこともあるので、ごかんべんを。
台風と言えば、休みである。本が読める。 沖縄で台風といえば、子供たちは大喜びである。学校が休みになるからだ。 バスが止まれば、職場も休み。今の家は丈夫にできているし、沖縄では、土砂崩れも浸水も少ないので、大人でも大喜びである。 さて、台風が来るとなると、台風対策が必要だ。 わたしが子どもの頃は、木の雨戸だったので、バッテン印に木の棒を打ち付けたりした。今は、鉢物を片付けたり、自転車を風呂場に押し込んだりするぐらい。 重要なのは、ふだんは見れないビデオを借りてくることだ。何しろ、突発性の休暇なのだ。お出かけもしにくい。となると、みんな考えることは一緒なので、ビデオ屋は、棚が空っぽになるほどの大にぎわいである。 さらに重要なのは、買い物である。食い物である。昔の人達は、保存食であるヒラヤーチーやソーミンチャンプルーを食べていた。(ヒラヤーチーやソーメンチャンプルーに興味のある方は、こちらへ) 今では、パンやポテトチップスやチキンを買っておく。停電は、今でもあるので、電気が切れても大丈夫な、お手軽な物。 やはり、台風なので、若い者でない限りは、あまり出歩かない。 で、若い頃は車を出して海を見に行ったりした。命が惜しいので、波打ち際には近寄らない。子どもの時から、台風で波に誘われた人の事故は、何度も見ているので。 それでも、台風で海が荒れると、大物がかかると言って、釣りに出かけて事故にあう者は必ずいる。大波に乗ろうとして、おぼれるサーファーもでる。 まだ、大丈夫とか、もう、大丈夫とか思うんだろうな。 さて、読書家の台風対策と言えば、本と懐中電灯の電池の準備。最近は蛍光灯付きが出たので、昔のろうそくよりはずっと良い。 読む本は、台風にこだわることはないが、ふだんは、読めない本が良い。日常とは違う心理状態なのだ。 ふだんと違って、子どもも、なかなか寝ない。幽霊話や、お父さん、お母さんの子どもの時の話を聞かせることになる。 興奮した子どもが寝たら、読書タイム。 「台風娘」薄井ゆうじ 今回のおすすめは、「台風娘」薄井ゆうじ。 まさに非日常の小説。主人公は、南の島で生まれた、台風21号(風子)に、恋をする。最初は、小さなつむじ風なのに、ミルミル成長して、超大型台風となって日本へやってくるのだ。 ← メールマガジン60回、越えました。「応援メール」です。登録はこちら。 応援して下さった皆様、これから応援してくださる皆様、ありがとうございます。 ※1 もちろん、仕事の関係などで、台風ぎらいの人もいらっしゃる。農家や消防や警察、電力、電話の関係者の皆様。 今回の台風は、最大瞬間風速70メートル級とか。 ご苦労様です。 人気blogランキング ←押して下されば、元気が出ます。ありがとうございます。 ※2 今日、甲子園の沖縄代表が決まりました。台風の強風域の中。15メートルの風が吹いて、たまに、雨まで降るのにやるかね。 台風慣れもここまで来ればすごいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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