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テーマ:あの本、おぼえてる?(347)
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先日書いた、”美人は得か?-「利己的な遺伝子」 ”では、美人は得するかなーってことを書いたが。今日は、人間の魅力は精神にあるって事を書く。
昔、勤務していた高校で、藤井輝明教授の講演会がありました。高校の先生にボランティア活動をがんばってる人がいて、その縁で。 で、体育館にみんなが集まっている間、わたしは、銀行へ謝礼のお金を準備しに。 県外の大学教授の講師謝礼は1時間、10,000円です。2時間で20,000円。はっきり言って、非常識な額です。(県内教授は1時間、5,000円) 今時、話ができる人に、こんな額はないよね。はっきり言ってボランティアです。幸い、旅費の予算は有りました。(県内は足代無しがほとんどです) さて、講演が終わったら、わたしは謝礼を支払わなければなりません。面と向かって、話をしなければなりません。 普通に接することが出来るか、内心ドキドキです。(内向的な人間は、相手のことではなく、自分の振るまいが正しいかどうかに意識が向くのです) 校長室に、校長、教頭と藤井教授が入っていきます。用務員さんがお茶を持って入っていく。後ろからついていきます。 校長のねぎらいの言葉が終わるのをまって、校長が渡すか、私が渡すか耳打ちします。「アンタ、全部やりなさい」「はい」 「たいへん、少なくて申し訳ないのですが、謝礼です」と言って、封筒をわたす。「ホントに人様にお願いできる金額ではないのですが、県の規定がこうなっておりまして」 「いえいえ、話す機会さえ有れば、お金はいくらでも良いですよ。それに、今回は旅費を出してもらえるので、とても、助かりました」 書類に、サインし印鑑を押しながら教授は、明るくおっしゃりました。かっこいいな。 一休みの後、次の講演先へ。せっかく、沖縄へ来た機会だから、午後は別の学校をセッティングしたらしい。そっちは完全なボランティア。 で、教授が玄関先で車に乗ろうとしたら、高校生の女の子達が取り囲んで握手責め。この子達には、偏見無く育って欲しいな。 ← メールマガジン、毎日一生懸命書きます。「応援メール」です。登録はこちら。 応援して下さった皆様、これから応援してくださる皆様、ありがとうございます。 ※1 米長邦夫氏は、民間の高い講演会と国の安い講演会が重なった時は、国の安い方へ行くのだそうです。こういうコトの積み重ねが運を良くするんだそうです。 ※2 後で、校長にドキドキしたと話をしたら、最初は僕もショックだったと、返事がかえってきました。教授がとても自然だったので、なれたけど、と。 校長、素直で尊敬します。退職しちゃったけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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