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テーマ:あの本、おぼえてる?(347)
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9月25日に、「金持ちケンカせず」 田中角栄の知恵で、教員の給与がなんで高くなったかについて、自己流の解釈を書いてみました。
さてさて、世の中にもばれちゃいましたよ。 10月20日の財政制度等審議会(財務相の諮問機関)とやらで、 「教員給与引き下げ、優遇法廃止」だ、そうです。 教職員の給与が一般地方公務員を11%(給与)上回り、校長経験者の年金が、事務官の年金額より多くなると。(事務次官が天下りもせずに年金だけって事もあるまいに) 手当も加えた額で計算すると、一般公務員との差は4%だそうだ。 昔は、高い給料は優秀な人材を招くため。だったが、 私が読んだ新聞では、「きちんと評価されないで高い給料はモラルハザードを招く」だ、そうだ。 正反対ではないか。 理屈とこう薬はどこにでも付くのだ。 元々、日本には、理屈も理論も正義もないので、その時のムードで動いているのだ。 つまり、いまは、公務員いじめのムードなので、公務員いじめに理屈を組みたてているだけだ。昔は、政治家は大企業と結託しているので、清潔な公務員が国を運営するべきだったのだ。 その時も、まじめな政治家もいれば、金権政治家もいたし、清潔な公務員も、なまけものも、天下りのことや年金のことしか考えない者もいたのだ。 公務員だろうが、政治家だろうが、あなたの職場にいる種類の人間はどこにでもいるのである。 山本七平、「ある異常体験者の偏見」 戦前・戦中・戦後の体験談ですが、戦前の軍旗を振っていた日本人も、戦後の赤旗を振っていた日本人も、爪の先一つ、変わっていないと言います。 ← 無料メールマガジン。「応援メール」です。登録はこちら。試しに一つ、お願いします。 応援して下さった皆様、これから応援してくださる皆様、ありがとうございます。 ※1 まー、わたしも日本人なので、公務員いじめに反論はしません。 逆らわずに、嵐が過ぎ去るのを、頭を下げて待つだけである。 ※2 わたしは一般の公務員なので、教員の給与が目の敵にされるのは、”仕方ないね”ぐらいですませるのですか。 安月給の先生に、子供をまかせるのもどうかと思うが。 本当の問題は、お金以外に評価基準を持たないところですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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