文章で飯を食う

　わたしの勤務先は、高校なのですが。
　うちの高校の図書館は割りとおもしろい本が多い。司書の方が、さばけていて、生徒が読んでナンボという考え。
　国語の先生が読ませたい本もありますが、生徒のリクエストにも、こたえております。

　「蹴りたい田中」

　「猫のゆりかご」さんの 揺籃堂で紹介された、「蹴りたい田中」も、ここで見つけて大喜びで読みましたよ。


　今日は、用事があって図書館に行くと、返却箱に「どんと来い、・・・」があるので、喜んでいると。
　司書の方が「これ返した子、『なぜ、ベス』借りていったのよ」って。
　いいね。いいね。何でもいいから、本読んでれば、必ずいいことがあるからね。

　　

　で、用事を済ませて、司書の方とおしゃべり。
　最近の子は読書の範囲が狭くて、読書家同士でも話が通じにくいとか。自分たちの高校時代のように、必読書とか、ＳＦ好きならこれ、ミステリ好きならこれってないみたい。
　ブログとかインターネットがないと、同じ趣味の人は見つけにくいだろうなー。

　『孤宿の人』　宮部みゆき

　さてさて、タイトルの職権乱用だが。
　「宮部みゆき、読む子いますか？『孤宿の人』、評判いいみたいだけど」
　「宮部みゆきは人気ありますよ。入れときましょうね」
　と言うわけで、１，８００円×２冊で、手が出なかった『孤宿の人』、入荷後一番で読めることとなりました。

　 　 　←　無料メールマガジン。「応援メール」です。登録はこちら。試しに一つ、お願いします。

※１　買って欲しい本はいっぱいあるが、自制しております。高校生に読ませたい本もいっぱいあるが、これも、専門の司書の方におまかせ。年寄り先生方の推薦の本は読まれることが少ないそうです。

※２　図書館入ってすぐのテーブルに、オススメ本がいくつか置いてあります。
　今日は、「かもめのジョナサン」！！えらい。