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テーマ:生存報告。(6)
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死亡広告というのがある。
他府県は知らぬが、沖縄では、「琉球新報」、「沖縄タイムス」という2大紙に死亡広告のページがある。 冬の寒い時には、1ページが丸々埋まり、2ページにまたがることもある。 まずは名前があり、病気療養中のところとか、天寿を全うしとか、不慮の事故によりとかがある。 そして、何月何日永眠しました、告別式は左記の通りとして、日時、場所などが書かれる。 その後、喪主長男なり、喪主妻なりがあって、子ども、兄弟、孫、親戚代表数名、友人代表数名と名前が連なる。場所によっては、自治会長、区長の名前が入る。 その後に、故人が関わった、会社や、団体などが別枠で連なる。喪主が会社の役員などの場合も同様になる。 これは、別に有名人ではなくて、一般の人の場合である。 わが家でも、母が亡くなった時には、両紙に死亡広告を出した。 沖縄県民、死亡広告らんは欠かさず読む人が多いのだ。 一年間に告別式へ行った数の統計を取ったら、沖縄県民は、他県を圧倒的に引き離しているはずだ。 わたしの職場は学校である。例えば、社会科の先生の身内に不幸があったら、社会科の先生方は、ほぼ、全員が告別式に行く。各教科からも代表が行く。仲の良い人も行く。校長、教頭も必ず一人は行く。 いけない者は、香典を託す。相場は高くないが、とにかく、数は多い。 わたしも去年は10回ぐらいは告別式に行ったような気がする。人に香典を預けたのは、もっと多いなー。 「百年分を一時間で」山本夏彦 今日のタイトル、「生存広告」は、山本夏彦のエッセイで読んだ気がする。どれであったかは、思い出せない。 業界誌の正月特集号には、名刺大の広告がずらずらと並ぶ。広告の効果があるとは思えない。 あれは、生存広告なのだそうだ。 「一年間、倒産・廃業せずにがんばってましたよ、今年もよろしくお願いします。」 と、言うこと。 えーっと、今までが長い、長い前振り。 年度末になって、忙しくなってまいりましたので、これからのブログは、 「生きてますよ」って、生存広告になりそうってこと。 とりあえず、中身はなくても、更新だけはしたいなー。 今度の土・日も、防水工事の立ち会いで出勤である。 やれやれ。 ← 無料メールマガジン。「応援メール」です。登録はこちら。試しに一つ、お願いします。 ※1 一般人の死亡広告は他県にないらしいのだが、よく分かりません。皆様、教えてくださいませ。 ※2 と、言うわけで、沖縄の告別式は会葬者が多くなります。退職した教員の告別式で千人を超していたことがあります。手伝いに行った同僚に教えてもらいました。 人徳のある人でしたが、ただの教員です。 良い人生だったのかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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