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今日の一言
この世界を、個人的な願望を実現する場とせず、 感嘆し、求め、観察する自由な存在として そこに向かい合うとき、 我々は芸術と科学の領域に入る アインシュタイン ■人からチケットをもらったので 渋谷で行われていた、「オードリ・ヘップバーン展」にいってきた。 ■オードリ・ヘップバーン展では、 彼女の人生や、家族の写真、実際に使用された衣装や小道具が展示されており 会場は平日にもかかわらず、満員御礼だった。 ■恥ずかしながら、彼女の作品をちゃんとみたことの無いので それほどまでに感情移入はできなかったが、面白かった。 いろいろ見た感想としては、めちゃくちゃ細い。 意匠や写真をみても、ホント折れそうだ。 ウエストってこんなだっけ?と思うほど細い。 いろんな衣装をみても、こんなの普通にあわないよってな服が沢山。 これが似合ってたんだからすごい! ■写真をみても、その目の力がいい。 りんとした眼差しは、意志の強さと、可憐さ、そしてなぜかはかなさを感じる。 男性は、そのキャシャな風貌に似合わない、意志の強さのギャップに虜に。 女性は、かわいらしさの中にある、りんとした力強さにあこがれるんだろう。 どちらかというと、女性のファンの方が多いのでは? ■ここで、面白いことを発見した。 会場に来ているのはほとんどが女性です。 その展示物を見ている彼女たちの眼差しが、興味深い。 はっきりいって、そっちを中心に観察してしまった(^^ ■彼女たちは日頃、見かけないような表情をして展示物をみている。 驚いた・・。 その、表情には一様に微笑みともとれる感情がにじみ出ている。 決して、手の届かないあこがれの存在。 オードリとはそういった女性の理想像なのだろう。 強いあこがれと、決して手に入れられないことでのあきらめ。 特別な存在であるがゆえに、嫉妬心というものがまったくないのである。 あこがれとともに、まったくすがすがしい表情で眺めている表情は、 それをみている、こっちまですがすがしい気分になる。 ■その後、展示物会場の終わりにはいろんなグッズが売られている。 それをより分けている表情と比べたときの違いがまた面白かった(^^ 手に入れられると思った瞬間から、選別する鋭い表情にかわる。 まさに、獲物を狩るがごとく、、。 ■手に入れられると思うことと、 入れられ無いけれど、うらやましく思うこと、 入れられ無いけれど、そのことに微塵も嫉妬心のないことと、 こんなにも人の表情を変えるのかと面白い展示会でした。 ■この展示会7/5までと、あとわずかなので興味のある方は お早めに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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