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今日の一言
別れる男に花の名をひとつ教えておきなさい。 花は毎年必ず咲きます。 川端康成 ■設計の仕事をしていて思うことがあります。 今の素材や、ものたちは、本物の『マネ』をしているものが多いです。 ■住宅の場合は、木のように見せるっていうのが主流です。 今の住宅のなかで、本当に木の素地がでているところはごくわずか、、 いや、、ないといってもいいくらいです。 ■ほとんどは、オレフィンなどのシートに印刷された柄です。 最近の技術はたいしたもので、本物と見まごうばかりのものもあります。 なぜ、そんなことになっているのか? ■それは、性能と供給の両面からの問題です。 本木を大量に使用することが難しくなったことと、 性能(重さ、丈夫さ、汚れにくさなど)面からも本木よりも 数段よくなるものが多いからです。 ■この『マネ』って絵画とかもそうですよね。 写実的に描けば描くほど、本物の『マネ』をしているともいえます。 どんだけいっても、『マネ』は『マネ』ですから本物には負けます。 自然の絵を描いて、自然と比べた場合、絵画としてはすばらしくても 比べてしまうと自然そのものの方がいいですからね。 そうなってくると、本物には無い特徴や誇張するなどして、 目的を別に設定する必要がでてくる。 つづく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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