命の時間。
お誕生日会に呼ばれて
仕事を終えて
遅くから大阪へ向かった。
還暦をお祝いする傍ら
命の期限と闘っておられる方へも
お誕生日をお祝いした。
対照的な命の長らえを祈りつつ
一足先にお暇をした。
数年前は、
そんなこと欠片も思わずに
仕事も宴席も
ご一緒させていただき
皆でバカみたいに笑っていたのに、
また、お会いしましょう
と言って、
プロジェクトの終了と共に
再会を約束してから数年
人生の違うステージと
其々に向き合っている。
時間とは、
過酷なのか優しいのか解らぬまま
ただ前に進めていくしかなく
時折こうしてご縁をいただけること
悦びに替えて
出逢った人すべてが
私の人生だと胸が張れるよう
前を向いて行こう。
帰り道、春が出番の準備をしていた。