2020年07月の記事一覧 | 素敵なこと、京都から。

ちっぽけ

週末めがけて投げたロープを全力でたどりたどりあぁ、ようやく先が見えてきた大なり小なり誰もが負担を背負ってもがくこの想定外の半年逆境を生き抜く知恵は、技術ばかりではなくこころもちしんどいことの半分は時間の経過に手伝ってもらってのこりの半分はウイルスのせいにして全部自分で抱えないで今週も無事にロープの先にたどり着こう。雲は高く、空は広く、人間はとてもちっぽけだから。抱えてることなんて実はちっぽけなんだ。

July 31, 2020

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まとまらない

また雨が降ってきた。どれも過ぎるともて余す随分と会えていない月を思い随分と会えていない方を思う人は無い物をねだり、手に入らない物を求めて側に在るものに気付かない晴れ間の太陽も夜空の月もそれからハードルを下げるべきか現実と夢との狭間言葉を並べるだけでまとまらないけれど現実を闘う為に夢は諦めたくない思いだけは忘れずにいよう傍らにおいて。

July 29, 2020

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頑張れない

私はたったひとりの人間。命には限りあって、だからこそ、弱々しくクヨクヨしながら生きてる生かされてるあの人も同じ一つの命だけどあんな風に頑張れない。何者にもなれない私は此処だ。頑張れないけど、人に優しくすることだけはできる。貴方の歌声も聞こえない私をさらに優しくしてくれる頭を撫でるメロディーを待っている。いつか届くことを心待ちに明日を開けよう。

July 26, 2020

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もう少し気を抜いていいよ。

もう少し気を抜いていいよ。そんな一言だけで救われる。気を張り詰めてばかりだと壊れてしまうただ案外、そう簡単にはそうならないからみんな極限まで頑張ってしまうんだ。どきどきな思いでかかえてしまった事も 12時間くらいたつと、ちょっと落ち着いて向かえる。もう少し気を抜いていいよ。時の力も借りて、もう少しゆるやかに生きよう。もう少し気を抜いていいよ。この言葉が響くひとは、きっと張り詰めた人だからもう少し自分をゆるめて。

July 23, 2020

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直感

子供のころ、幼き私達姉妹は誓い合った。大きくなって大成することをそのときの風景をなぜか鮮明に覚えてる。夢は無いよりある方がいい。どんなことも信じないとそこに向かえない。小さいことでも直感を信じることから始めよう。その方がずっと人生は楽しく思えると、思うから。

July 21, 2020

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simple

いつもと違う夏がくる突然失くしたものや止まってしまったもの流れていったもの見えなくてこわいもの人が途絶えた場所色んなことがなんかいっぺんにやって来て、ずうっと空気がざわざわして何をどうしたらいいのかみんなが迷っていてどれが正か、判断ができなくて何もかもが違う夏になる。こんな時は難しく考えたり何かと比べたり遠くの未来をさがさず笑えなくても泣けなくても食べて寝て生きてシンプルにそれだけでいいよ。いくらでも立ち止まればいいしいそがなくていい何かを始めなくても何処へもすすめなくていいなにものにならなくていい自分を許して自分に優しくしよう。まずはそれだけ。

July 19, 2020

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わすれる

あぁ、もう忘れているな。一日のうち、一週間のうち、一ヶ月のうち、半年のうち、何回思い出すんだろう。思い出さない時間が多くなると、それは忘れたと呼んでいいんだ。そう、忘れていいんだ。 50年も生きると、 20年も30年も同じなのかな。結局は目の前の事しかない今、生きるだけだし

July 18, 2020

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泣くのだろうか

とある理由から、見舞いに通う帰りのバスで思い立った。帰ったら、ベランダのプランターを全部片付けよう。ドアを開け、鞄をおいて、そのまま、ベランダに向かう。なにも考えずただ淡々と作業をすすめ、たった一時間で８年間を綴じた。幸せなラベンダーも力強いミントに小さな野菜たちいただきものが根付いたアイビーや大好きなあさがおもそのツルが這うネットも無くなることは、あまりにも性急で短絡的な装いが死に似ている。何もかも一瞬。デッキブラシでベランダを洗い緑のない無機質な風景に傷まない気持ちは心の消耗の裏返しかな。明日の朝、明るみに見ると泣くのだろうか。

July 17, 2020

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怒りさえ。

怒りさえ、両手で歓迎をする。土に溶けてしまいそうに色を失くして、消え去りたいとばかりに泣くエネルギーさえもなかったあの娘が、地団駄を踏んで両足を地面に力強く立っている怒りさえ、歓迎だ。それでも時々戒めの為にあの日を取り出す。今の幸せを当たり前にしないように。

July 15, 2020

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相聞

雨上がり、日差しの隙間は青い匂いがしてバス待ちに見上げた空はもう夏の色をしている。時間待ち、スマホに届いた懐かしい方からのメッセージ職域が変わってもこうして縁を繋げてくださることの有り難き今までの道程が間違っていないのだと温かくなる。こんな時だからこそアナログで紡ぎたい全部をまるっと地球規模で。

July 13, 2020

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落ちた瞼

去年の彼女の死骸を蚊取り線香のケースに見つけた。みつけたではなく、認識していたから、「やっぱりそこにあった」が、実は正しい。美しい姿を忘れられなくて、その綴じた花弁の繊細さが死んでもなお美しいと思った。今年はどうやら出逢えそうもなくこんな夏には目もくれないのか慰みもない。気高い彼女に訪れてもらえるよう落ちた瞼を引き上げて自分を怠らぬようもう一度咲こう。

July 12, 2020

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今年の一日

今年の一日一年にたった一日それは、どの一日もたった一日。世界に私はひとり地球上にたったひとりだれもが唯一無二のたったひとり。どれもだれもかけがえのないたったひとつ。だから、惜しみ無く生きよう同じものはなにひとつないのだから。

July 9, 2020

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町外れさんぽ

人気のないバスと電車を乗り継いで町外れの知らない町へ向かう。生まれてからずっと京都に住んでても訪れたことのない場所がある病床の家族に会える町は、居住区から引き離れた異次元の居所となった。仕事終わり、バスも電車もうたた寝ながら、諦めずにいれることに感謝を以て向かう。これもまた新しい履歴経験は全部知恵に替えていこう。町外れの景色を楽しみながら。

July 8, 2020

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雨降り

記憶にある七夕はほぼ雨降りなように思う。私の生まれ落ちた日の翌日、地元紙の一面は豪雨被害で覆い尽くされていた。雨は嫌いじゃない。バリヤを巡らすように周りを遮断して、独りでいる理由を作ってくれる。ついでに面倒な事を全部、流し去ってくれてもいいよ形のあるものに未練を思う時は過ぎたから。

July 7, 2020

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ノアの方舟

ノアの方舟を思うよ。こんなにも困難が次々も起こると。鉄筋の橋までもが瞬く間。意味付けなんて要らない目の前の事実が全て勢いよく立ち向かう力なんて残っていなくて当然ただ、諦めたらそこで終わるから休み休みでいい亀のスピードでいい出来ないことまでしなくていい出来ることだけ積んでいこう。

July 6, 2020

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なくした夏を

満月を隠した分厚い雲は明日の100%の予報に応える為の準備に追われている。昼間に聞いた、この夏初の蝉の声はまた暫く封印されるに違いない。送り火も祇園囃子も失くした夏をまだ描き切れず、境目のない、狂った季節に迷わぬよう、夏を演じよう。幸せなんかをわざわざ考えるに値しないで、過ごした無防備の夏のように

July 5, 2020

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今日の景色

抵抗のペディキュアを塗った足を伸ばして梅雨色の空を見ていたらまだ言葉にされていない景色がいっぱいあるなっておもった。梅雨の隙間のほんの数秒の日射しの影成長を諦めたアサガオ食器を洗っていて飛び跳ねた水滴のかたち土用を待つ梅干しの香り結局は小さな暮らしの景色が幸せのかたちときどき立ち止まってよく確かめよう。周りは幸せで溢れている。

July 4, 2020

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一進二退

一進一退何度もそう自分に言い聞かせている。一進二進すると、一退に対してものすごく抵抗を感じる。進む日もあれば、退く日もある。誰にでも何処にでも。人生そんなにうまく運ぶわけない何度も何度も言い聞かせる調子には乗ってないけど、うまく行くとそれを標準化してしまう何処かで。理想は高く、視線も遠くに目の前の一喜一憂に振れないようゆっくり行こう。

July 2, 2020

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