素敵なこと、京都から。
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消えかけていても 少しでも ほんの少しでも カノウセイがあるなら 何もしないよりマシ。 その欠片があることで、 私達は生きる手がかりになる。 そこらじゅうにある 理由をひろって 上を向こう 弱くなった心を その明るい歌声で もう一度包み直して結ぶ カノウセイを見つけに
October 28, 2020
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吐露する場所を探しているんだろう と、おもう。 洗い流せるほどの 号泣を用意しては 届かない。、 痛まない傷みだとしても 化膿しないように 流水で洗わなければ 何処かで歪むような気がして。
October 26, 2020
いつか、 この踏み切りを この橋を 思い出して 涙がでるんだろうな って、 漠然と思って通っていた。 こんなに早く その時期が来るとは 思わずに。 もっと何年も先だと 思っていたのに。 当たり前にある景色が 苦しくて 時折思い出したように 無感情で泣ける。 誰にも共有すること無しに。
October 23, 2020
あたたかな湯船に首まで浸かって 静かに体の声を聞いた。 冷えきったつまさきと 左手の人差し指がじいんとした。 忘れてた。 左手の人差し指の古傷を 私は肩が凝らない。 それは痛みを感じないだけ 痛いものを 痛いと思わずに 生きてきた 便利な身体も 記憶はちゃんと身体に残っていて 覚えていた。 私に気づかれないように。 切ないおりこうさん。
新月から四日目、 月齢3.3の月が一瞬だけ 姿を見せてくれた。 まだ、 一巡りすらしていない あれからが とても遠く見える。 夜空をみて、 自分の立ち位置を確かめる。 生きているからこそ起こる 良いことも悪いことも 此処にある。 どれが幸せで どれが正解とか そんな簡単なことではなくて 気持ちとか、 祷りとか、 心の居所を落ち着けるのに 少し時間をかけたい
October 22, 2020
無理をしない。 こんな当たり前のこと できてない 不意に拾った言葉に 戒められる。 新月の夜、 前回書いた願い事を 美しい朝焼けに換えて一つなくした なら、 その分、 新しい願いを書き足して 無理せずに進もう
October 18, 2020
度も何度も 引摺りだしては、 確かめる記憶。 どちらが本当か 未だに疑って さまよう気持ち 変わらない風景に そこには見えないけれど 何かが欠けている 尽きない思いは 無いものに出来ない だからこそ 悔しさを 形に替えていく 常套句の意味を実感した。 オクヤミモウシアゲマス。
October 15, 2020
音が届くくらい 雨が激しく降っている。 何をしても居所が悪く ソファーに寝転んで スマホの写真を整理した。 仕事終わり 病院への道のりがライフワークだった。 二つの川を渡って バスの車窓からみた空 小さな踏み切り 暑かった夏の欠片と 日毎に早くなる夕暮れ 何でもない風景写真だけど、 その向こうに その日の会話が見える。 まだまだ続くと思っていた日常 もはや、 当たり前などという言葉は 死語に思える。 次の新月はいつだろう。
October 10, 2020
その思い出を 思いだそうとしていいのか 無理に思いださなくていいのか、 迷う。 人は忘れる 当たり前に 両手で自然を食い止めるなど、 やるのが無駄なのか、 無駄でも試みていたいのか、 残り香のような 影を探して。
October 6, 2020
この秋の広く高い夜明けを 一生忘れないでいよう。 この空に誓った思いを 貫き通すと。 悔しさと哀しさとを合わせて エネルギーに替えよう、 それを杖に、 立ち上がろう。 上を向いて。
October 5, 2020
今日が終わってほしくなくて 日付変更線をまたげない
October 3, 2020
長い長い長い1日が終わる。 午前2時、 まだ息があった。 目が開いていた。 23時の今、 棺の中に眠る。 目まぐるしく、 景色が変わり、 新しい経験ばかり重ねた。 祭壇は花で埋め尽くされ 場内にはカサブランカの香りが 隙間なく満ちる。
いつ何かが起こったら 慌てずに対処できるように 思い付く限り 行動を前倒しにしている もし明日、欠勤したら もし明日、帰宅できなければ もしこの処理が、数日止まれば を想定にして。 今回のリスク管理だけでなく これからの生き方にさえ 繋がる気がしている。 未来の自分への一助に 何もおこらなくても
しばらく経ってから あの頃は大変だったね、 そう言って笑える日を迎えたい 時々襲ってくる 黒い気持ちに負けないように 満月の眩しさに身をさらして月光消毒。 期首の会議を終えたへとへとな帰り道 月が届けてくれたのか 待ち望んだ報せ ここを乗り越える為の 何よりの力 12月2日にマイルストーンを定めて。
October 2, 2020
キンモクセイが咲いた。 9月最後の日に見つけた 秋を透かして見えた 冬の手がかり 長かった2020年は、 あと三ヶ月で終わる。 なんの痕跡も要らない ただ生きていれば、 もうそれだけでいい
October 1, 2020