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カテゴリ:育児(長男&次男&長女)
今日は保育園のマラソン大会で、2時間の休暇をいただいて観戦に出かけた。
危ぶまれた天気は予報が良い方に外れて、日差しがあって風がなく、暖かくて屋外行事にはもってこいの朝である。 まず最初に走るのは、長男たち最年長のクラス。 一周何メートルか知らないが(百五十メートルくらいだろうか)、保育園前にある市のグラウンドのトラックを三周。これって、5,6歳の子供には結構な距離だと思う。 一列に並んで、スタート! ペース配分などという言葉を知らない子供達は、皆一斉に全力疾走。 だがしかし。 自分が勝てる見込みのない勝負に関して、はなからしゃにむに頑張ろうとか、少しでも順位を上げようとか、そんな考えに全く至らない長男は、スタート直後からちんたらちんたらちんたらちんたら・・・・。 去年もそうだったので、今年も似たようなものだろうと予想はしていたが、泣きべそかきながらトップ争いをしている園児もいるなかでの長男の有り様に、どうにもこうにも閉口する母である。 私の近くを走る時など、満面の笑みを湛えて「おかーさーん!」などと手を振る始末。 そんな余力があるのなら、もう少し走ることに懸命になれば良いのに・・・と、私が口に出す前に、体操教室(園長のお父様主催)のコーチを務める、かつて中学校体育教師だったママが 「TOMOーっ!そんな余裕があるなら、もっと気張って走れーーーっ!!!」 と、私の隣で檄を飛ばす。 それを柳に風と受け流して、長男はそのままマイペースで走ってゴール。 結果は、当然のごとく最下位である。 ・・・・まぁね、鈍足は私の遺伝だから仕方がないし。 去年の彼は2周目に入ったあたりから「疲れた~」を連発し、担任に伴走してもらいながら、トップと一周以上の差でようやっとゴールしていた。 それに比べれば、今回は「疲れた」とか「もう止めたいよ~」などとは一言も口にしなかったし、他の子と3人くらいお団子になってのゴールだったから、彼なりに成長したのだと思った方が良いだろう。 駆け寄ってきた長男に対し、とりあえず順位には触れずに、その頑張りだけを誉めてやる。 しかし・・・こんなんで、本当に小学校でやっていけるんだろうか・・・・? 胸中、不安が募るばかりである。 その後、年齢の高いクラスから順に走って、一番最後が次男のクラス。 次男達はトラックを半周+10メートルといったところ。それでも、2歳児には結構な距離だと思う。 このクラスは良く言えば活発、悪く言えばきかん坊の集まりで、担任がスタートラインに並ぶよう指示したとたんに、何故か蜘蛛の子を散らしたようにそれぞれ好き勝手な方向に走り出し、先生方と上級生が慌てて走り回って捕獲する・・・という一幕が、まず最初に繰り広げられた。 これはこれで、ちょっと頭が痛い。 なんとか一列に並んで、一斉にスタート。 身体を動かすのが大好きな次男は、にこにこ笑いながら、てけてけと走っている。クラスで1、2を争う低身長のため、どうしたって身体の大きな子の歩幅には勝てないものだから、トップをきって・・・とはいかなかったけれど、真ん中くらいの順位でゴールしていた。途中、私を振り返ろうとして転倒等したにもかかわらず・・・であったので、これはまずまずの成績と言えよう。 全クラス終わったところで、クラス毎に記念撮影。 長男は最下位の順位表を笑顔で掲げてフレームに収まり、次男はアンパンマンの顔のメダルを撫でたり透かしたりしながら、片手はしっかりVサインを作って撮って貰っていた。 まぁね、今は順位よりも何よりも、楽しいのが一番!・・・・・かな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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