秋月春風 ブログ版

　このところ何となく疲労が蓄積しているようで、些細なことでイライラしてしまう。
　長男の何気ない一言が、気に障って仕方がない。
　夫は「今のは、お前を気遣って言ったんじゃないか！」と驚き呆れているが、私にはどうしても嫌味とか非難にしか聞こえない。これはかなりまずい状況かもしれない。

　次男の我が儘も、このところ輪をかけて酷くなっている。
　２歳８ヶ月を迎え、本格的に反抗期に突入したんだろうか。
　些細なことで泣きわめき、床でも道路でもどこでも構わず大の字にひっくり返ってじたばたじたばた。はっきり言って手が付けられない。
　通院中の耳鼻科でも、毎度毎度大騒ぎをやらかし、私は恥ずかしくて身の置き所がない気分。運の悪いことに、このところ同僚が同じ時間帯に通ってきていて、鉢合わせた翌日には必ず事務室にやってきて
「いやぁ、昨日も大変だったね～」
等と、事務室内全員勢揃いのなかで声をかけてくる。
「元気があって、いいじゃないか」
と言うけれど、私は情けなくて泣きたい気分だ。

　こんなときに限って、夫の仕事も忙しくなる。
　早く帰ってきて欲しい時ほど、遅く帰ってくる。
　遅いと言っても、子供達の就寝前には帰ってきてくれるのだから、毎日午前様でまるで母子家庭・・・などと嘆くママに比べたら、私はかなり楽をしているのかもしれないけれど・・・それでも、しんどい。
　夫も疲れているから、子供に添い寝したまま眠ってしまったりして、呼んでも揺すっても起きない。風呂に入るのかどうかもはっきりせず、私は洗濯をしてしまってよいのか、夫が起きてきて入浴するのを待ったほうがよいのか、そんなことにまで頭をぐるぐるさせてしまって途方に暮れる。

　何もかも放り出して、どこかへふらふらと出て行きたい。
　このところ、ずっとそんな気分。
　だけど、身体の余り丈夫でない子供を二人抱えている身は、自分の為に有給休暇をとることを躊躇わせる。いつ何時子供達が風邪をひいて、大量の休暇を消費されるかわからないからである。
　有給を使い果たすなどということは今までのところなかったが、もしそんな事態になれば、次に休んだ時には欠勤扱いで給料が減る。まだまだ残り３０年もある住宅ローンを抱える我が家にとっては、とんでもない話である。

　何もせずに、ゆっくり寝たい。
　でも、何もしないで寝てしまったら、ツケは何倍にもふくれあがって、全部私に返ってくる。それを思うと、寝られない。
　かといって、がむしゃらに家事をやるでもなく、こんなことして時間を浪費している。でも、私にとってはこういう時間はどうしたって必要で、生活の中から全く排除してしまえば、それこそ精神が破綻してしまうだろう。

　はぁ、まったくどうにもこうにも。
　
　こんな時期はほんの一時・・・先輩ママたちは言うけれど・・・・。
　なかなかそれを信じられない今日この頃である。