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カテゴリ:育児(長男&次男&長女)
今日は近所のお寺の花祭り。
結局長男は朝になっても熱が下がらず、仕方なく次男だけを連れて出かけた。 受付を済ませてお寺脇の会館に入ると、普段は怖いもの無しで傍若無人に振る舞っている次男が、他人の群れをみて着替えないと大泣き。こんなとき着物好きの長男が居たなら、喜々として着替える兄に対抗心を燃やしてさっさと服を脱ぎ出すに違いないのだが・・・・・。 行列に誘ってくれた保育園でのママ友さんの次女さんが(次男と同じクラスである)、着替えを済ませて可愛くなったところで次男に声を掛けてくれ、チョコまで貰って、それでどうにか気分を変えてくれたらしく、やっとのことで着替えに取りかかる。 狩衣や袴の着付けはそれなりにできたが、烏帽子が・・・次男は後頭部があまり長くなく、絶壁で、そのせいか紐を縛っても縛っても、つるんつるんと滑り落ちてくる。大人三人がかりでどうにか留め付けた。 外に出て額に麿眉と鼻筋を白く塗る化粧をしてもらい、記念撮影。 それが終わったら、また烏帽子がつるりん。再度三人がかりで縛り付ける。 お寺縁の幼稚園バスで、行列の出発点となる公園へ。十時からの行列に、そこに着いたのは九時前で、なんとなくママ友と不安を覚えて顔を見合わせる。それは見事に的中し、いざ行列の準備で整列などさせられる頃には、次男は抱っこ抱っこと騒ぎまくり、ママ友次女ちゃんは草履を嫌がって脱いでしまった。そのころになってやっと到着する参加者もいて、八時集合という決まりを守った身がなんだか馬鹿らしく感じてしまう。 やがて行列開始となったが、四、五十分かけてゆっくり練り歩くという話だったのに、先頭を行くお坊様の群れがすったかすったかすったかすったか大人のペースでずんずん歩いていってしまうではないか! ちょっとまてーっ!!!と心で叫んだのは私だけではあるまい。 結局そのお坊様達につられて子供達も小走りだの早歩きだのという状態になってしまい、ものの三十メートルも進まぬうちに行列は乱れまくってどうにもこうにもであった。 最初は抱っこしていた次男も周囲につられて歩き始め、ママ友次女ちゃんと手を繋がせたところ、アマチュアカメラマンの格好の被写体に。新聞や市広報のカメラのレンズも向けられたようだったけれど、採用されるかは疑問。烏帽子とか完全に脱げてしまっていたし。 ケーブルテレビのカメラも回っていて、もし写れば夫の父母にも見て頂けるとちょっと期待したのだが、我が子達がカメラの前を横切る寸前になって、背後から 「ほら、ほら、テレビカメラだよ! 写ってピースしてきなっ!」 という女性の声が。直後、小学三年生くらいの男の子がカメラの前に立ちはだかって、 「イエ~イ、ピースピース!!!」 あれで完全に写り損ねたと思う。 親心も男の子の気持ちも分からないではないが・・・カメラマンも、かなり引いていたように見えた・・・と感じるのは写り損ねたひがみだろうか。 半分ほど道のりをきたところで私の父母が声をかけてきて、途端に祖母である母に甘えて抱っこになってしまった次男。そこからはどんなに促しても歩かず、そのまま寺に着いてしまった。 最後に住職様方と記念撮影したが・・・端のほうだったので写ったかは疑問。 その時、夫から携帯に着信。 なんと・・・今朝は39度ちかくあった長男の熱が、平熱近くまで下がってしまったという。 着物大好きな長男、なんとか衣装だけでも着せてやれないものかと思い、その場にいた貸衣装業者に交渉。一式貸して頂けることになったので、急いで長男を呼び寄せる。 やってきた長男は、それでもやっぱり赤い顔をした病人そのもので、やはり無理して参加させずに良かったと思った。 「僕も行列したかったよ~」 と、着替えている最中も半べそかきつづけ、折角無理を言って衣装を借りたのに・・・と、ちょっとイライラ。写真を撮ろうとしてもぬぼーっとした顔しかしてくれなくて、カメラを構えるこちらは思わず青色吐息である。それでもどうにか数枚撮って、急いで衣装をお返しした。本心からか営業なのかわからないが、始終笑顔で対応してくれたことに感謝である。 帰宅後、頂いたお弁当(もちろん、費用の中に入っているのだが)を家族みんなで食べる。長男も結構平らげていたので、この分なら明日はどうにか学童に行けるかもしれない。 夕方になって、雨が降った。 晴天に恵まれて・・・とはいかなかったが、行事の間中お天気が保ってくれたのは幸いであった。 お寺の境内の桜も、綺麗に咲き誇っていたが・・・この雨が花散らしとならなってしまうだろうか・・・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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