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カテゴリ:育児(次男TATSUのこと)
次男の癇癪が、このところ一段と凄さを増している。
3歳を目前に控えて反抗期まっただ中。自立心の芽生える大切な時期・・・とはいえ、正直人前で爆発された時など、心底うんざりする。 最近中耳炎になってしまったため、連日耳鼻科通いを続けているのだが、夕方と夜の狭間の眠かったりお腹が空いたり・・・という最も危険な時間帯。毎回何かしらの理由で・・・それは9割方おやつがらみであるのだが・・・一悶着起きる。 一昨日貰いもののポッキー一箱掴んで受付時間終了間近に駆け込んだのだが、二袋あった中袋のうち一つを子供二人に分け与えたところ、足りないと言って泣きわめき始めた。 泣きやませるのは簡単だ。もう一袋与えればいい。 しかし、帰宅後すぐに夕飯となるのにおやつを大量に与えたくはなかったし、泣けば要求が通るなどと思い込まれるのも困る。 「食べちゃったから無くなったの。仕方がないの。もうお終いになったのよ」 と、膝に抱き上げて根気よく繰り返したが、そんなことで大人しくなるような子ではない。 結局診察中も、薬の吸飲や音波マッサージをしている時も、次男は私の腕の中でエビぞりになって抵抗し続けていた。 この間、私達親子は医院内の他の患者達にとって、恰好の見せ物状態だった。 にやにやと笑いながらこちらを観察し続ける人。 同情の眼差しで見る女性。 そして・・・「何やってるんだ、早く黙らせろ」という、非難の眼差し・・・・・。 次男を押さえつけて吸飲マスクを必死にあてがいながら、私は本当に情けなくて涙が出そうだった。他人の振りして置いて帰れるものならそうしたいと、心底思った。 どんなに幼い子供でも根気よく言い聞かせれば理解する・・・なんて、育児書に書いてあるけれど、そんなのは嘘っぱちだ。少なくとも、私の子供達には通用しない。だから、時折手を上げてしまうこともある。罵詈雑言浴びせ続けて止まらないこともある。しかしその先に待っているのは、やはり「母親のくせに」という他人からの非難の眼差しと、尽きることのない自己嫌悪感だけだ。 親の躾とか教育とかいう以前に、どうしようもなく手のかかる子供というものは確かに居るのだ・・・と、しかしながらそれは結局のところ、育児に失敗し続けている私の負け犬の遠吠えのようなものなのだろうか・・・・・・。 子供の健康には代えられないから、耳鼻科通いはしばらく続けなければいけないけれど・・・正直言って、医院に行くのが怖い。というか、私一人しか居ない時に、子供二人を連れて出かける・・・という状況に置かれることが、とても怖いし辛い。 もう、子連れでなんて何処にも行きたくない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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