秋月春風 ブログ版

　無駄遣いとわかっていても、
　どうしても手に入れたくなるものって、ある。
　
　今回のティアラも、そう。
　理性は必死に叫んでいた。
　そんなものにお金を使うのはよせ……と。
　
　しかし……。
　手元に置きたいと言う気持ちが、どうしても止められなかった。
　特にティアラの方。
　一目見た瞬間、心が叫んだ。
　「これは、私のものだ！」……と。
　
　　
　
　数日後、我が家に小さな包みが届いた。
　そっと梱包材を広げて取り出し、
　ティアラを目の前に掲げてみた。　　
　ふいに、涙がこぼれそうになる。
　胸に広がるのは、不思議な懐かしさ。
　新たに何かを手に入れたのではなく、
　ずっと探していた宝物を、やっと見つけ出したような……
　そんな、感覚。
　
　「……おかえりなさい」
　心の中で、私はそう呟いていた。


　
　家族が眠りについてから、こっそり鏡の前で
　ティアラを頭に載せてみた。
　滑稽なほど、似合わなかった。
　アームバンドも然り。
　思わず、鏡を覗き込みながら、苦笑い。
　でも、後悔する気にはなれなかった。
　美しく繊細な細工は、見ているだけで充分に
　心を暖かく癒してくれる。
　
　大切に、大切に、持っていよう。　
　いつか、私の手元を離れる時がくるまでは……。
　



　デジカメの電池が無くなってしまったので
　（乾電池式なのだった）
　携帯で撮った小さな画像しかありませんが……。
　ティアラ
　
　

　ティアラ中央部
　　

　アームバンド正面
　


　もっと詳しい画像は、ショップをご覧下さい。
　http://www.shop-avalon.com/a-suu.htm