秋月春風 ブログ版

　ちょっと汚くて臭い話で申し訳ないが……。

　お腹にメスを入れたことで、術後、おならと排便が止まっていた。

　水曜日の夜から木曜日の朝にかけては、ガスの大きな塊が腹部で動きまわり、傷口付近を動かれると、思わず苦痛のあまり、結構大きなうめき声をあげてしまうほどだった。

　完徹に近い状態で迎えた木曜日、たまらずとある友人にＳＯＳ。
　遠隔ヒーリング（レイキではないが）をお願いした。
　彼女はすぐに第一波を送ってくれ、就寝するころ、再び第二波を送ってくれた。
　第二波を受けているとき、「荒療治」という声が聞こえ、紫の炎に包まれる感覚と、蝶の蛹のような画像が脳裏を掠めた。
　……実は第一波を受けた後、友人より、遠隔中に彼女が受け取ったメッセージについてメールを貰った。
　それによると、
「胎盤や羊水や腫れた卵巣等、身体から出て行った物、取出した物と一緒に、不要なものは全て捨ててしまった。
　新型モビルスーツに乗り換えたようなものだ」
との事である。
　蛹も、あの殻の中で身体を完全に溶かしてしまってから、成虫としての身体に一から構築するらしい。
　つまり、そのくらい激しい変化が、本来は乗り換えたり溶けない出来ない人間の私の身体に、今、起こっている……ということか？
　そんな事を、思いながら、好転反応と思われる激痛（流石、荒療治と思った……）と戦うこと数分、かなり大きめの術後初おならが出たのだった。
　お陰でこの後、深い眠りを得られた。



　明けて金曜日の夕方、お気に入りblogに登録させていただいている<ゆらかし整体>◎心真さんが、出張施術に駆け付けてくれた。
　フットケア片足分が終わる頃から、音はしなかったが、ぷす～、ぷす～と、ガスが抜ける抜ける！！！
　排泄が滞っている時のガスは臭うから、心真さんは鼻が曲がって辛かったんじゃないかと思うが、嬉しそうに笑って喜んでくださった。
　すっきりしたお腹で、美味しく夕飯を食べ（それまで、途中で腹痛起こして半分は残した）、その後のトイレで大の排出が！！！
　嬉しくて、即座にメールで報告してしまった。
　その後ずっと、快調である。



　お二人とも、知り合ってからは未だ２年も経っていない。
心真さんが書いたblogの記事、キャラメルボックスの観劇日記に検索でたどり着き、心真さんと＜roco＠ひだまり＞さん（お気に入り登録済み。ちなみに同じく登録済みの「しげちゃん先生」は彼女のダーリン♪）とご縁が結ばれ、そこから更に、遠隔してくれた友人へと繋がり……。
　本当に、この短い期間で得た縁の、なんと広く深く有り難いことか……！
　長男を虐待死させるかもしれない恐怖から、縋るような思いで＜なごみルームひだまり＞のドアを叩いたあの日……そこから確かに、私の人生の流れが変わった。
　決して劇的に……ではないけれど、ゆっくりと確実に。そしてそれは、今も澱むことなく続いている。


　すべては上手くいっている

　改めてそのことを実感し、噛み締めている、今日この頃である。