秋月春風 ブログ版

　昨日は、次男の誕生日だった。

　娘のペースが未だ掴めず（このところの蒸し暑さもあって、余計定まらない）、大概夕方からは起きっぱなし、ぐずりっぱなしというケースが多いので、お祝いは実家の親と一緒にすることにした。

　昼過ぎの授乳後、実家に赴いて娘を預け、母の自転車を借りてケーキと夕食（手巻き寿司にすることにした）の買い出しへ。
　ケーキは偏食大王の長男のことがあるので、苺を使ったシンプルな生クリームケーキを選ぶ。小学生以下の子供のバースデーケーキなら、２日前までに原稿を持ち込めば、無料で希望の絵を描くというサービスが有ったことを店に着いてから思いだした。ありゃりゃんと後悔。来年は忘れないようにしようと思う。
　ケーキに名前などを書き加えて貰っている間に、近くの大型スーパーで手巻き寿司の材料の買い出し。普段買わない「すしのこ」や、ついでに頼まれた父のおつまみが何処にあるのか判らず、思ったよりも時間を喰ってしまって慌てる。

　急いで店を飛び出し、ケーキを引き取り、実家へ戻ると、寝ていた筈の娘が起きていて、母と一緒に外にいた。
　娘は起きているときは大概抱っこ、しかもこちらに立ってほいほいしろと要求し、なおかつ外に出るのがお気に入りである。もう少し大きくなったら、少しは一人遊びも覚えるかと思うのだが、今は未だ、一人で寝かされているとぎゃーすぎゃーす泣きわめいて、どうしようもない娘なのであった。
　
　母が入れ替わりで次男を迎えに行き、直に帰宅。
　今日は保育園でザリガニ釣りをするというので、小さな飼育ケースを持っていったのだが、小振りなザリガニを持ち帰って得意満面である。
　長男は「うわ、ちっせぇなぁ」と馬鹿にしつつも、水の取り替え方等をあれこれ次男に指南し、ケースに石や隠れ家をセットするなど世話をやいてくれた。
　それにしても……長男が釣ったのも含めて、自宅に３匹（これは去年釣ってきて、夫がかいがいしく世話をするので見事越冬してしまったもの）、実家に２匹。
　どうすんだよー、こんなに。
　ザリガニは共食うので、まとめて一つの飼育箱に入れられないのが難点である。

　その後、買い忘れたジュースを近所のコンビニまで買いに行ったり、娘に授乳する等しているうちに、時計は１９時を回ってしまった。
　夫はまだまだ帰宅しそうになかったので、とりあえずケーキを食べようということに。
　ローソクを立てて火を点し、ハッピーバースデーを歌って、次男に火を吹き消させる。次男はにこにこと嬉しそうだったが、皆にお祝いを言われるどころか、口々に
「５歳になったんだから、もうちょっと言うこと聞け、いたずらはやめろ」
と苦言を呈されてしまうのだった。
　　　
　ケーキから手巻き寿司に移って、子供達が食べ終わる頃、夫も帰宅。私も母に娘のお守りを代わって貰って食事。その頃には既に２０時を回っていたので、食後は後かたづけの手伝いもそこそこに（母よ、すまん）、実家を辞した。
　
　家に着いて、次男と夫は風呂場に直行、私は娘をベビーバスで入浴させ、添い乳しているうちに一緒にうたた寝してしまい、気が付いたら長男も次男も布団に転がって眠っていた。
　次男にもう少し、声をかけたり構ってやったりしてやりたかった、してやるべきだった…と、少し後悔。このところ、次男が帰宅するころはいつも娘が張り付いていて、ろくに話もしていない。
　週末には、プレゼントを買いに行くなど、お祝い第２弾を行う予定。
　もし娘が酷く泣いたりしていないのであれば、少し夫に看ていて貰って、次男との時間を作ってやりたいと思う。