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秋月春風  ブログ版

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2009年04月05日
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 昨日は保育園の入園式だった。
 長男は実家に預け、次男と娘を連れて出かける。
 次男は年長組なので、お迎えする側として参加するため。

 綺麗目の普段着で行ったら、皆ばっちり決まっていて冷や汗。
「親は正装でなくて良いって、手紙に書いていなかったけ?」
と、同じく年長組にお兄ちゃんのいる、娘の同級生になる女の子の保護者に尋ねると
「それは、ひまわり(年長組)の手紙の方だよ」
 ……………しまった[m:57]
 慌てて、車を置きに帰っていた夫に電話して、せめてネクタイをしめてくるように連絡。もともとジャケットとパンツという出で立ちだったので、多少マシな状態になって戻ってきた。
 私はとりあえず全身黒だったので、まぁなんとか浮きすぎるという事もなく。しかも、預けられると勘違いした娘が、しばらくしがみついて泣き喚いたりしたので、スーツだったらかなり悲惨な状況になったと思われ、結果オーライ……という感じになった。
 ネックレスも、出かける直前に真珠から別のモノに変えたのだが、式の最中にがじがじ囓っていた。これが真珠だったら、傷だらけになって使い物にならなくなるところだった……と、ほっとした。

 夫を待っている間に、主担任だという女性が挨拶に来た(担任は全員で3人)。
 新任と聞いていたので、勝手に新卒と思い込んでいたのだが、お若いことはお若いけれども前歴があるようだ。はきはきと簡潔に、ここ3日の娘の様子をお伝えくださった。
 昨日の印象では、しっかりしていて頼もしい感じで、これからの一年、安心して娘を任せられそうな気がする。
 
 いよいよ開式となり、会場に入場。先に着席していた次男が、にこにこと手を振る。
 認証式を間に挟みながら、園長・理事長・来賓の挨拶。その間、娘は飽きて仰け反ったり、左右・前席に悪戯三昧。10ヶ月なのだからじっとしていろと言う方が無理だと思いつつ、多少前途に多難なモノを感じずにはいられなかった(他のもも組の子は、娘に比べれば大人しく見えたので)。
 園歌の斉唱では、室内に響き渡る大声に、怯えて泣く子供もちらほら。次男の声が一際目立って響いていたので、恐縮して身体を縮めてしまう私である。
 続いて、ひまわり組の子供達から、手作りのペンダントの贈呈。娘には知り合いの女の子がプレゼントしてくださり、娘もにっこり……したのは良かったが、直ぐに部品を引き千切ろうとしたので、慌てて鞄に仕舞った。
 最後に、その女の子が園児代表挨拶。かなりの長文を、つっかえたり途切れたりすることもなく語りきり、驚きと共に賞賛の拍手を送る。Mちゃんお願い、うちの次男に爪の垢プリーズ!!!
 退場は、ポニョの主題歌で。
 一人二人とひまわりの子供達が口ずさみ始め、私達が会場を後にする頃には大合唱となっていた。

 控え室に戻って解散となったが、娘は最後まで見送ってくださる先生方には微笑まず、ずっと私に貼り付いたままだった。
 連絡帳を読む限り、園では朝に一度大泣きする他は、部屋中伝い歩きして回ったり、オモチャ等で遊んだり、先生方にも馴染み……と、かなり園生活に順応しているように感じたが、やはり相当な我慢をさせているのだなぁ……と、改めて実感。切なくて泣きたくなった。
 でも今、仕事を辞めるわけにはいかない。
 帰宅してからの時間と、休日の触れあいを大切に、これからも親子で頑張っていきたいと思う。
 


 





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最終更新日  2009年04月05日 08時10分37秒
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