秋月春風 ブログ版

　ゴールデンウィーク初日は、遅れに遅れた長男の１０歳誕生日（１月２日）記念と、次男の小学校入学記念の写真を撮りに、いつもの子供写真館へ。
　写真館の衣装が気に入らない長男は、スポ小の表彰式用に購入したシャツ・カーディガン・チノパンで撮影。
　今年もあまり乗り気でなかった長男は、どの写真も口から半分魂抜け出ているのが見えるよう。笑顔でもなければ締まりというものも全くない、どーしょもない表情ばかり並ぶ。その中から、やっとのことで１枚選び出す。
　今回の写真で丁度アルバムの全てのページが埋まったし、１０歳と区切りも良いし、長男は今年で終了かな。
　次男は入学式に着たスーツに、名札を着けて撮影。
　こちらは今年もお姉さん達が閉口するほど、べらべらべらべら撮影中延々しゃべりまくっていた。長男とは別の意味で、呆れるやら恥ずかしいやら……といった私と夫である。
　そして、ノリノリで撮影に応じる次男は、毎度どれも表情良すぎて選択するのに苦労する。今年も皆で唸りながらなんとか２枚に絞り込み、どうしても捨てがたかった１枚を写真のみで注文したのだった。
　最後に、娘も自宅から持ち込んだお出かけ用ワンピースを着せて、兄弟３人での記念撮影。
　流石に３人ともなると、全員が良い表情をしている写真というものはなかなか撮影できないものである。それでも奇跡的に３人とも文句ない表情のものが２枚も撮れたので、本当に嬉しかった。
　こちらもキャビネサイズの写真のみで購入。後で写真立てでリビングに飾ろうと思っている。


　ＧＷ中日は、夫の実家へ日帰り訪問。
　いつもなら一泊するのだが、今年は直前に義母が体調を崩したので、その事を考慮して宿泊は遠慮したのだった。枕が変わると眠れない私は、薄情な嫁だなぁと反省しつつも少しホッとしてしまう。
　夫の両親は子供達を広い野原のような場所に連れ出すのが大好きで、訪問時は毎回炎天下で寝不足による頭痛を堪えながら走り回る子供達を相手にしなければならず、私にとっては非常に辛いのだ。
　体調が悪いなら外出もしないかなーと思っていたのだが、それは流石にちょっと甘い考えだったようで、河川敷の広い公園には行った。寝不足ではなかったが、実はツキノモノ初日であったため、貧血でふらふらするのにはいつもと余り違いがなかった私だった……。


　ＧＷ明けてその翌週には、家庭訪問があった。
　私は午前中から休暇を取って、掃除。体調がすこぶる悪く、テキパキ掃除が進まず困った。
　なんとか玄関からリビングまでを綺麗にし、お迎え。
　まずは次男の担任来訪。にっこり笑ったその口から、出るわ出るわ、山のような駄目出しオンパレード。大概は想定の範囲内だったが、やはり親としては凹む。
　幸い…というか、保育園のお偉いさんに散々言われていたようなアスペ等の疑いについては「検査の必要は無いと思います」と言われ、ホッとする。とりあえず、ビシバシやっていただいて構いませんから……とお伝えし、面談終了。
　長男の方は、例年同様「可もなく不可もなく……てことだな」という感じのコメント群。
　こちらからは、このところアトピーがちょっと酷くなってきているので、近々始まる水泳の授業で、クラスメイトから何か冷やかし等受けてはいないか注意してみ欲しいとお願いした。


　その週末は体操教室の親睦会で、市境の公園でバーベキュー。
　私は殆ど娘とそのクラスメイト二人の１歳女児たんぽぽ組トリオのお守りで、調理は全く手伝えず。申し訳ないことである。
　たんぽぽ組トリオは、木製の大型遊具の小部屋になっているような箇所を占拠し、そこから出たり入ったりしてしばらくの間遊び、それに飽きると吊り橋や一本橋等の遊具に、果敢に挑戦し始めた。
　特に娘は大好きなすべり台をやりたいが為に、そこに到る為の吊り橋を最初はおどおどと、慣れてくると平気ですいすいと、何度も何度も渡っていた（ちなみに娘より少し大きい男の子が、泣いて尻込みするような吊り橋である）。
　そんな娘に気をとられていて、はっと気付けば別の子が、少し離れた遊具の天辺までいつの間にか登っており、慌てて抱え降ろしたり……などと、割と体力勝負な一日だった。
　娘の写真を沢山撮ってやることが出来たのが、この日何よりの収穫である。


　月末には、引取訓練。
　前日にわざわざ母の方から「行けるの？」と電話が入ったので
「休暇取ってあるけど、仕事押してるから、そっちで行けるんなら頼みたいけど」
と言ったら
「無理。私も仕事だから」

　………だったら、電話なんかしてくんなよ。

　一瞬とはいえ、期待してしまった私が馬鹿だった。
　母は良くも悪くもこんな人である。基本善人なので友人も多いが、割と敵も作りやすいのはこのような一面のせいではないかと思われる。
　訓練自体は、学校から子供を連れて帰ってくるだけの話なのだが、次男があっちふらふらこっちふらふら、用もないのに傘を開いたり閉じたり…と、１メートルとまともに歩けないので、なかなか家にたどり着かない……。非常に苛々させられた。

　
　……本当は、リアルタイムで日記を書きたい。
　絵を描きたい。
　ハープを弾きたい。
　本を読みたい。
　でも、一日僅かな時間が捻出出来ない。
　そんなこんなで、最近ちょっとストレス溜まり気味。子供達にも相当に当たりがきつくなっているのが自分でわかる。
　あいかわらず「大らかで一家の太陽のようなお母さん」への道は、果てしなく遠い。一生無理なんじゃないか…とか、最近思ったりする。

　今日、アトランティスカードというオラクルカードを新たに購入し、早速一枚引いてみた。
　私が３人の子供達（しかも、どの子も一筋縄ではいかない強烈な個性持ち）の母親になったことに、どんな意味があるのか。この子達を育て上げその先に、何を得るのか……と、問いながら。
　勝手にひっくり返ったのは「女性最高神官」。
　
　…………魂修行ってことデスか？