秋月春風 ブログ版

　もう一週間経ってしまったが、先週の火曜日は息子達の通う学校の終業式で、二人とも通知票を持って帰宅した。

　長男は、３段階評価で殆どがB。
　例年より若干Bの比率が多いのは、今年の担任が割と厳しいタイプと聞いているので想定の範囲内というか。
　この一学期の結果に多少なりともショックを受けて、２学期にAを大量に増やし、それに気を良くして３学期は油断してまた少しBが増えて……というのが、割パターン化している長男である。
　巷では私立進学を視野に入れて、塾通いする子なども周囲に増えている今日この頃。本人に全く行く気が無いので、絵画と体操という勉学には全く縁のない習い事しかさせていないことに、これでいいのか？と悩むこともある。
　ただ、人間本気出せば何でも出来るっつーか、８０歳で通信大学を４年で卒業しちゃったり、定年後からハープと英会話習って外国に音楽留学しちゃった……なんて実例を知っているせいか、とりあえずは様子みておこう……な私である。
　認識、甘いだろうか？
　親として、就いて欲しい職業とかも特にないし。
　取り敢えず、人間として真っ当に働いてくれれば、そういう職場であれば、職種は問わないつもりである。
　彼は今、カードゲームとベイブレードとDSに嵌っているが、何事も極めつめれば強みである。絵の腕を磨いてカードのデザインをするような立場になるのも良し、ゲーム極めて製品の開発に携わったり、やり尽くして評論家になるのも有りだろう。
　家事を極めて、バリキャリなお嫁さん貰って、専業主夫という道も有りだろうし。
　くり返しになるけれど、人に後ろ指さされないのであれば、何やっても良し……と今のところ思っている。


　次男は、長男や同級生から、始終怒られているという話しを聞いていたので、どんだけ悪いやら……と恐る恐る通知票を開いてみたのだが……。
　２段階評価で、評価が低い方に印が付いていたのは、１項目だけ。
　まさか、前後の誰かの成績を間違って記入したとかではあるまいな？！と思ったが、コメント欄はどう見ても次男のことだろうという内容だったし……。
　よほど甘く成績を付けるタイプなのか、それとも、それはそれ、これはこれ……と、きちんと区別して評価を付けてくれる人なのか……どっちだ？
　とり逢えず、本人の喜びに水を差すのも何なので、凄いねと誉めた上で、２学期はもっと私語に注意して、現状維持に励めと言っておいた。

　
　夏休みに突入して約一週間、それぞれマイペースに学習を進めてはいる。
　長男はちょっとのんびりペースで、このままでは来月末の惨状が容易に予想されるので、林間からもどったらちっと尻を叩かねば……と思っているところ。