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カテゴリ:ダメママの遠吠え
先週末3連休初日は、保育園の運動会だった。
生憎のお天気だったが、もともと近隣の小中学校の体育館を借りて行うのが常なので、延期は無し。保護者の中には土日関係なくシフト勤務という方も多数いらっしゃるので、有り難いことである。 今年度2才になる子供達を集めた娘のクラスは、今年から開会式に参加。トラック半周する入場行進はちょっと無理なので、他学年が整列し終わるのを見計らって、入場門から直接整列。 お揃いの黄色いスモッグを着て、前の子のスモッグ裾を掴んで、ひよこの行列よろしくよちよちと入場してくる姿は、なんとも言えず可愛らしいものである。 娘は、最初のうちは緊張した面もちで動きも固かったが、準備運動代わりのダンスが始まる頃から次第にノリだし、元気に飛んだり跳ねたり回ったりし始めた。 ラジオ体操第一も、それなりに身体を動かして何となく形になっており、娘なりに一生懸命やっているのが伝わってくる。 応援のクラス代表にも選ばれていて、もう一人クラスメイトの女の子と一緒に前に出て 「フレー、フレー、たんぽっぽ!」 と元気に叫んでいた。 そんな子供たちの様子を見ながら園長が 「今年のたんぽぽは誰も泣かないな~。いい子だな~」 と嬉しそうに笑っているので 「次男たちのときもそうでしたよ。で、結果はあれでした(歴代屈指の暴れ者揃いで、先生方を散々に手こずらせた)からね~」 と言ったら、そのまま笑顔が強ばってしまった。 はてさて、娘のクラスはこの先どんな学年カラーに成長するのやら? 【徒競走】 娘は30メートルほどの直線コースを、4人で競う事に。 ピストルの合図に元気良く飛び出し、きゃっきゃっと笑いながら男の子と競り合うようにして、ほぼ同時にゴールイン。 去年はゴールテープの直前で立ち止まってしまったが、今年はちゃんと駆け抜けることができた。 最上級生のお兄さんお姉さんに誘導されるときも、満足そうに笑って、ぴょこぴょこ飛び跳ねていた。 【お遊戯】 担任お手製、原材料ビニール袋の、ビキニにミニスカートといった出で立ちで登場(男の子は、アラビアンナイトみたいな感じのパンツ)。 曲が「おさかな天国」だったので、海をイメージしたのだろう。服のあちこちに、魚や貝の絵が貼り付けてあり、髪にはハイビスカスの造花を挿してもらっていた。 なかなか可愛らしかったのだが、娘のぽっこりと突き出たメタボおやじのような腹に、ついつい目がいってしまった母である。 この学年の子は、例年泣いてしまったり、その場に立ちつくしてしまったりで、踊っているのは先生だけ……なんて状況になることもあるのだが、今年は娘も含めて踊る子が多く、見ていて結構楽しかった。 ただ娘は、子供達の後ろに控えていた担任が気になったのか、始終そちらばかり向いていて、写真もビデオも横向きか真後ろ向いているか……というものばかりであった。 先生も、なんとか娘を正面に向けようとしてくれ、一時的に改善されることはあったのだが、回転するような振り付けの後でまた、真後ろを向いてしまうのである。 思わず苦笑いの漏れる、私たち家族であった。 【借り人競争】 これはOG・OB種目で、長男と次男が参加。 借り物競走と同じで、カードに書かれた条件に合った人間を探してくるというもの。 我が家は夫も私も娘も、それぞれ条件に合うカードが有った為に、はからずも家族全員参加となった。 長男次男も、それぞれ他家の保護者様が快く協力してくださり、順位はともかく、無事にゴールは出来たようである。 カードには「時計をつけている」等という、ごく一般的なものから「嵐好きな人」「AKB48が好きな人」なんてものも。 特に「AKB48」は、条件が条件なものでなかなか協力者が出ないのを見て、カードを持った子の居る位置からみてトラック正反対の観客席から飛び出してきてくれたお父さんが。 有る意味、ものすごく勇気いるよね……と、爆笑と満場の拍手が観覧席から巻き起こったのであった。 【親子競技】 親子で手をつなぎ、或いはだっこでスタートし、途中で紐につるされた先生方お手製「お菓子入りアンパンマンキャラクターバッグ」を取って、ゴールインするというもの。 キャラクターバックは様々で、娘はアンパンマンが良いという。アンパンマンは各組1個しか吊されないので、これは頑張らねば……と、スタートと同時に娘とダッシュ。 一緒にスタートしたクラスメイトの男の子に、僅かにリードされて一瞬ヒヤっとしたが、その子は最初からバイキンマン狙いだったので、かち合うことなく娘は無事にアンパンマンバッグを獲得。そりゃもう、大喜びだった。 バッグは洗濯ばさみで留められていて、他の子達が力づくでもぎ取っていくなか、娘は洗濯ばさみを摘んで紐から外した。日々、娘が勝手に自主練習に励んできた成果である(最近二階のベランダから勝手に洗濯ばさみを持ってきては、カーテンや暖簾の裾に沢山取り付けて、得意気にしていた)。 他の保護者に「スゴいじゃん!」と驚かれたが、ここしばらく、床に落ちていた洗濯ばさみを踏んで痛い思いをしたり、肝心な洗濯物を干したい時に数が足らず、あちこち探し回ったりして困っていた私は、素直には喜べないのであった。 【全員ダンス】 最後は全員でダンス。 娘はこの直前に30分ほど昼寝していたので、パワー充填100パーセントで元気に踊っていた。 また来年も、元気に参加できますように! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年10月15日 12時58分19秒
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