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秋月春風  ブログ版

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2013年09月23日
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カテゴリ:ダメママの遠吠え
昨日、演劇集団キャラメルボックスの【ケンジ先生】を観てきました。
かなり無理矢理強行したのですが、行って良かったです!
とても素晴らしい舞台で、ラストシーンでは会場のあちらこちらからすすり泣きが聞こえました。
以下、幾分ネタバレを含みますのでご注意を。

















まず最初に、簡単に物語冒頭のストーリーをご紹介します。

舞台は、2098年の日本。
この時代、学校は地球上に存在しません。
子供たちは5歳になるとパソコンを与えられ、スクールネットにアクセスして勉強をする…というシステムになっているのです。

そんな世界に生きる主人公、レミ。
彼女の14歳の誕生日に、彼女の祖母がプレゼントしたのは1998年製の教師アンドロイド“ケンジ先生”でした。
何故この時代に今更、先生を?というレミや他の家族の質問に対し、祖母は言うのです。

「レミに、本当の勉強をして欲しいんだ」

祖母の言うことを理解できぬまま、とりあえずケンジ先生と挨拶を交わすレミでした。


その翌日、レミはケンジ先生に「夏休みの宿題でわからないところを、私の代わりにやって欲しい」と頼みます。
それを「自分のことは自分でやるものだ」と、断るケンジ先生。
レミは「機械のくせに生意気よ!」と、ケンジ先生を突き飛ばして家を出て、親友ソラコの家へと遊びに行ってしまいます。

そのソラコの家には、ソラコの姉であり世界的に有名な歌手である「トシコ」が里帰りしていました。
トシコはとある事情から歌う気力をすっかり無くして居り、事務所の社長に宣言するのです。

「私は今日で、歌手を辞めます!」

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初演・再演では、子供向けミュージカルとして上演されたこの舞台。
当然、踊りも歌もふんだんに盛り込まれていました。
それらを極力廃し、ストリートプレイとして再構築したのが今回の【ケンジ先生】。
正直、観る前は少し不安でした。
廃された歌は、どれもこれも素敵なものばかりだったので。

ですが……結論としては、この「引き算」は「大成功」だったと思います。
無理なく、すっ……と舞台に引き込まれ、感情移入していけるのです。

トシコが歌手を辞めたくなった理由が、ただ単に「忙しすぎて疲れてしまった」から「親友の死、その葬儀にさえ多忙で立ち会えなかった自責の念」に変更されていたのも、良かったと思います。
この事により、歌を歌えなくなってしまった理由にも、最終的には歌手を続けるという決断をしたことにも、誰もが無条件に頷ける説得力がでたように感じるのです。
今になって思うのですが、初演・再演時には、「好きで歌手になったんじゃん」という気持ちも、私の中には確かに在ったので。
本当に、針の先ほどの小さなものではありましたが……ね。

役者さんたちの演技も、素晴らしかった。
たしか練習期間は二週間足らずくらいではなかったか……と。
とてもそうとは思えない、完成度の高い舞台でした。
アンドロイドであるが故に、「教える」事に対する純粋な熱意とひたむきさを持ち、生徒の気持ちを理解し、寄り添いたいと願い、真っ向からぶつかっていく真摯な姿勢……そんな素敵な“ケンジ先生”に16年ぶりに出会えて、本当に嬉しかった。
私も登場人物達同様、たくさんの夢や希望、元気をいただいて帰ってきましたし、再演から今日までの間に私自身も親となった事で、今後の子供達との関わり方等についても考えさせられました。
本当に、収穫の多い観劇だったと思います。

今回の改訂により、初演・再演時は幼児でも観劇可だったものが、未就学児不可だったことが、個人的には残念でした。
娘に、観せたかったので。
彼女が小学生になって……できれば今の次男以上長男未満くらいの年齢になった時に、再度上演されると良いな……と願っています。


公演は、25日の昼まで。
都心にお住まいで、お時間のある方は、是非劇場に足を運んでみてください。
素敵な出会いが、きっときっと待っています。





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最終更新日  2013年09月23日 10時53分56秒
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