かく
具体的な個々の事例に対する対処法や善し悪しではなく、私が知りたかったのは、そう、根底にある、基本となる考え方。これを念頭に置いて、行動すればよいというそれ。今まで、日々の出来事の中で、これは良いのか悪いのか、ずっと暗中模索で。「いいんじゃないですか。」と言われてもピンとこなかったのは、肝心の軸が分からなかったから。目の前で起こった事象に対する処置を教えてもらっても、私が欲しかった答えは、それではなかったのだ。やっと分かった。やっと分からせてくれた、あの一冊の本。私の欲するものをいとも簡単に提示してくれた。その基本さえ教えてもらえれば、あとのやり方、方法は自分で迷いなく選択できる。その根っこにそぐわないことは選ばないはずなのだから。私か、あの本か、どちらが引き寄せたかは分からないが、タイミング良く現れた救世主は、出会うべくして、出会ったに違いない。そういうものは大事にしなければこれからも。詩をかかせてもらうノート置き場