かく
ごくたまに、歌の歌詞、メロディ、そして歌声が完璧なまでに一体となり、鳥肌が立つほどの曲に出会うことがある。ほかのものは相容れない、そんな隙は1ミリたりともないほど。それぞれが完全な美であり、さらに互いを引き立たせ合っている。この歌詞を、このメロディに乗せて、この歌声で歌うから、何ともいえない心地良さを感じるのだ。そういうときの歌詞、つまり言葉は本来の発音のようには聞こえず、星のささやきのように繊細で、その星の輝きのようにキラキラしている。言葉も、一部メロディになりかかっている感がある。。言葉自体の意味はもちろん、その言葉の響きの美しさを最大限に引き出されている。バランスの悪いものは一つもない。足りないものも、多すぎるものもない。すべてが完璧の中で作用している、素晴らしい音楽。詩をかかせてもらうノート置き場