かく
すべてがぼんやりとしか見えない。何も手につかない。心臓が常にぎゅうっとつかまれている心地。不安で、つい甘えたことやわがままを言った。半分冗談だったけど、度が過ぎた。気が弱くなっている人に言うなんて。弱くなっている分、冗談として受け止められる許容範囲は狭まっているはず。そんなときに、何を言ってしまったのだろう。最悪だ、私。戻せない時間。言葉の難しさ。全てが身にしみる。かなづちで打たれるような、厳しい痛みが骨の髄まで感じる。気を悪くしたかどうかすら、確かめられない。苦しい時間との闘い。どこにも動けない。どうしようもできない。謝ることすらできない。起きている限り、息苦しい。なんにも見えない。なんにも感じない。上の空。同じことだけが頭をぐるぐる回る。謝ることさえできたら・・・。それはいつできるのだろう。詩をかかせてもらうノート置き場