かく
できることはした、と思うから揺るぎない心を示すことはできた、と思うから精一杯のところまでできたから、もういいんじゃないかと今、方向転換のため後ろを振り向こうかというところ。歩いてきた一筋は、荒々しくもそれなりに道となり、足跡もついているし。次に進む方向を探してもいいんじゃないかと思う。ふっと息を抜いて、足元を見たら、懐かしい、淡い色をした野花。近づきたくって、しゃがんだ。「触れてもいいですか?」と尋ねているところ。丈の長い草をかき分け、かき分け、ずっと来たから根元でそっと咲いていた香りに、ずっと気付かなかった。また、窓辺に飾りたいのですが詩をかかせてもらうノート置き場