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テーマ:小説書きさん!!(609)
カテゴリ:小説
腕の痛みもおさまってきたので明日の病院に診察によってOMCの仕事を始めたいと思います。
まだ納品していないものは2本。 できれば土曜日までに納品したいです。 そして現在中断している短編を書き上げる事が目標です。 現在書いている短編の題名は「僕とセカイ」 冒頭部分を少しだけここに書きますね。以下本文です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 僕とセカイ 第一世界 ― 僕の疑問 ― 僕は目の前にある今日処方された薬を見つめた。 そこにあるのは1週間分の精神安定剤。 そう、僕の心は病んでいるのだ。 「毎食ごとに決まった数だけ飲むんだよ」 僕の担当の先生は優しくそう言った。 毎週医者に行く度、しつこいくらい先生に言われる。 僕は病んだ心で人と付き合う事も出来ず、仕事も出来ない。 そんな自分に絶望して何度も自殺未遂を繰り返している。 しかし。 「……何で生きてるんだよ」 そう言うと僕は見つめていた薬を全て飲み込んだ。 30錠程あっただろうか。少なくとも死ねるくらいの量はあったはず。 いつもと同じふわりとした感覚が体を包んだ。頭がくらくらする。きっと薬が効いてきたのだろう。 「このまま死ねると最高なんだけどね」 僕はぽつりと呟いた。 でも僕はいつも死なない。 理由はわからない。 でもいつも僕は薬を飲んだ後、気を失い数日すると自分のベッドの上で目が覚める。 何故? 僕はそれを確かめるため薬を飲んだ。 意識を保つためぼんやりとする意識の中自分の頬を叩いた。 「寝るな、寝たらわからないんだぞ」 死のうとしている人間の言葉じゃないのはわかっている。でも今僕が欲しいのは「何故死なないのか?」その答えだ。 ぼんやりとした意識で壁にかけてある時計を見ると薬を飲んでから十分ほど経過している。 足下がふらつき言葉もろれつが回らなくなってきた。 (ヤバイかも) 僕はぐるぐる回る世界の中で必死に自分を保とうとした。 しかしそれは叶わず、僕は窓際にあるベッドへと倒れ込んだ。 そんな時だった。 「ああ、またやっちまったのかよ。全く、こっちの身になれってんだ」 そんな悪態をついた男の声が聞こえてきた。 僕はろれつの回らない口でその男に呼びかけた。 「られ?られなんら?」 男は僕の声を聞くと小さく舌打ちした。 「何だ、今日は意識があるのかよ。まずいな」 男はそういうとベッドに倒れ込んで手足の自由が利かない僕に近づいた。 そして僕の顔を見つめると手をかざしその手から光を発した。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー こんな感じです。 さてこれからどうなるのか。 一応もっと先まで書いてあります。 いつも書いているのとは違う感じに出来上がりそうです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 人気blogランキング 気に入っていただけたらクリックお願いしますvv お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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