きいろいゾウ
こんばんわ。最近読書にはまっています。読書の秋ですから。というより、彼氏と付き合ってから読書がよりすきになった。不思議。たぶん、彼氏がプログラミングやら会社のことで必死になってるみたいにあたしにもなにか夢中になれるものがほしかったんやと思う。卒業論文で扱う児童文学はすき。でも提出期限とかそーゆうのはきらい。本読むだけで色んなことを考えて、気づいてそれが楽しいけど、提出期限があると、無理にでも何か書かないといけない気がしてしまう。そーゆうときって、ほとんど頭に何も浮かばない。電車とか、寝る前とか、何気なく読んでるときに「あっ」って感じる時がほとんど。今は時間に追われていて、児童文学を読む気になれない。でもそうは言ってられないから、明日はちゃんと取り組まなくちゃいけない。最近知ったのは、トケイソウってゆうお花。調べてみたら本当に時計みたいなお花で、青色をしていて、きれいだった。今は『きいろいゾウ』ってゆう本を図書館で借りて読んでるけど先週までは『いとみち』に夢中だった。その主人公、「いと」があたしと似てるところがあったりなかったり。名前にもね、共通点があったりして親近感があった。最後のほうは、もう涙、涙。「あー、家族と仲間ってええなぁ」ってほっこりする作品。『きいろいゾウ』はまだ半分ぐらいしか読めてないけどこれもまたいい作品。大地くんってゆう9歳の男の子が、ある理由で登校拒否になってる。その子と主人公のツマとのやりとりがすごく深い。大地くんは頭の良い少年で、「大人が求める自分」ってゆうのがわかっている。本を読むことも、走ることも得意。でもある日、国語の時間、「姉さん」を「あねさん」って読んだんだって。先生は「極道か」って言って、生徒もおおわらい。小学3年生で「極道」の意味を果たしてちゃんと理解しているかはなぞだけど。物語でも語ってるように、小・中のころとかとくに、先生って「先生」ってゆう場所にずっといて先生がだれかを好きになったり、お酒飲んだりするって全く想像できんかった。だから、先生が「らしくないこと」を言ったり、したりすると嬉しくなった。だから生徒は、意味がわからずとも笑ったのかもしれん。大地くんは、こんな小さな失敗で人から注目を集めてしまうことが怖くなって登校拒否になったそうだ。「ねえさん」を「あねさん」って読んだことが恥ずかしいとかではなくて。「恥ずかしいこと」がこれからの人生で何度も何度もおきていくってことを考えたら怖いんだって。それに対するツマの返事が深いってゆうか考えさせられる。ツマがコーヒー豆を削る背中を見ながら、ムコさん(ツマの夫)が「結婚しよう」ってプロポーズする。「そうゆう恥ずかしいこともな、ぜんぶ、今この場所、コーヒー豆とムコさんの声に、向かってたんやって思ってん。」悲しいことも恥ずかしことも、収まったんだって。難しいけど、すてきな話しやなーと思いながら読んでた。『きいろいゾウ』は本当に深い。この話しを読んだら、あたしも彼氏と出会えたことが奇跡だーって思える。奇跡の人や。話し長くなったけど、今週末はその奇跡の人と紅葉をみにいければいいなと思ってます。ゼミもしっかりしてね。読書はすきだけど、あたしはどうも漢字が苦手。これ結構つらいんだなw