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カテゴリ:ヨハネス・ブラームスの音楽
3連休が終わってしまいました。
なにもしないままに。トホホ。 本当はこの週末のうちに仕上げておきたい「制作課題」があったのですが,それも着手すらできませんでした。 来週やります・・・たぶん。 なにせギリギリにならないとエンジンがかからない性格なもので・・・ごめんなさい。 昨日の夜は「悪夢」を見たので,かなり目覚めが悪く,昼過ぎまでまたボーっと(←こればっかり)していました。 いや,久々に見る「悪夢」だったのです。 人で一杯の刑務所?収容所?で,拷問の管理人をやっている夢。 とにかく何処を見ても人人人。 独房に3人5人入ってるのは当たり前。廊下まで囚人で溢れてて。 拷問といっても,直接手を下すわけじゃなくて,囚人たちが一列になって壁に向かって拳を殴りつけているから,それに号令をかけるのが僕の仕事。 そんなことはしたくないのだけれど,それをさせないと所内も囚人も落ち着いてくれないから,心を鬼にしてやってました。血しぶきを浴びながら。 それでもやっていけなくなって,地下の特別房に収容しているレクター博士級のとんでもないカリスマ囚人の知恵と力を借りようとしたら・・・冷たい無機質な部屋で二人で向かい合って,見返りに求められたものは・・・ああ恐ろしいってな感じの夢でした。 最近あんまりいい夢見ないなあ・・・・・・・。 ところで。 今日いつも使う駅とは反対側の駅前の山野楽器で買ってきましたよ。 千秋真一指揮R☆SオーケストラのCD・・・。 曲はブラームス交響曲第1番ハ短調作品68。 皆さんご存知の「のだめカンタービレ」ですね。 いくら人気だからって,マンガの中のオーケストラがCDまで出してしまうとは。おいおい。 それを買ってしまった自分も悔しいが(気になって・・・)。 買うときレジのお姉さんの目を見れなかったではないか。 ごまかしにクレンペラーとジュリーニを一緒に買ってしまったではないか。 ちくしょう・・・。 そもそもこのマンガ,ヨメさんが「あたしゃ音楽のことはよくわからんが,あなたならもっと楽しめるはず。」と言って最初の3巻だけ部屋に置いていったので,仕方なく読むハメになったもの(しっかりハマッてしまったが。このテのマンガを読むのはなかなか久しぶりだったし。)。 最近のヨーロッパ留学編も新展開に次ぐ新展開で面白いけど,国内編(それもR☆SじゃなくてSオケあたり)がリアルで一番面白かったような気がするのだけど,どうでしょうか?どーせなら,R☆Sでなくて,Sオケの下手くそ「第7」かいっちゃってる「英雄」が聞きたかったですね。ま,マンガの話ですが。 さて,このCD。 どうしてくれようか。 たぶん,「実際演奏してるのは私たちです!」とか言って桐朋学園とか東京フィルとかのメンバー(N響はやらんだろう)がちゃんと「顔見せ」してるのかと思ったら,それもなし。徹底して「マンガから抜け出した音楽」としてしらばっくれてやがります。 演奏の内容はというと,なかなか(意外と?)レベルは高いです。 そう思って聞くからだろうか,学生らしく生真面目で若々しいし。 色気もある。 でも,思ってたよりも優等生的で普通・・・なのはちょっと残念。 もっとはちゃめちゃやってくれてもよかったのに。 心配なのは,このマンガの客層にこの「只の」ブラームスの第1がウケるのか? ということ。 このシーリアスで長ーい第1楽章に若い女の子はついてこれるのか? 第2,3楽章ならまだしも。 ま,そこは「雰囲気だけでも味わってもらえれば・・・」てなとこなんでしょうか? でも,フィナーレのティンパニー(真澄ちゃん)がミュンシュ=パリ菅ばりにアレンジしてて,楽しめる内容になっていたのはよかった。 ティンパニーだけじゃなく,木管,金管,弦,それと録音も,純粋ブラームス第1のレコードとしては,全く申し分ない出来。 けれども,このオケの正体は・・・? 謎。 そのうちカミング・アウトしてくれると思うけど。 でもこの謎のオーケストラ,次は何を聞かせてくれるのかな? あと,ドヴォルザークの第8の間違い探し版は全くのおまけでしたね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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