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カテゴリ:ブラームスの日々
今日の帰りの霞が関駅で大学時代の後輩とすれ違った。
他人の空似かもしれないけど,相手のどぎまぎした反応は間違いない。 あいつだ。 ま,国家公務員といえばいわば事業規模の広い大企業みたいなもの。 所帯がでかすぎて,一緒の企業グループであることすら気付かないくらい。 そもそも完全な縦割りだから,「本社」である「霞が関」に来なけりゃ「同系列の他社」である「他省庁」という存在を意識すらしないもの。 ま,要は,どこでだれが働いてるのか,オリジナルのネットワークがなければ普通知らなくて当たり前,というわけ。 それに,企業として見た場合こんなに大きい企業もないだろう。 例えば,うちの省だけで50000人超,うちの局だけで約20000人超はいる。 地方出先機関多数。 どっかに知り合いが紛れ込んでいても不思議ではない。 実際,大学時代親しかった先輩と偶然いま同じ課で働いているし,僕の出身局の地方支分部局・出先機関には偶然にも大学時代に部活で世話になった先輩・後輩が数名いるのだけど。 それに,なにせ東京である。 どこで誰と会うかわからない。 普段乗らない偶然乗った電車で大学時代のバイトの先輩とばったり出会ったこともある。 (あまりにもへべれけに酔っ払ってたので声を掛けれなかったけど。いや僕じゃなくてその先輩がね。) 世間は狭い。 しかし,あいつが同じ公務員で霞が関にいるとはね。 (公務員じゃなくて偶然霞が関にいただけかもしれない。でも雰囲気は役人だったけど。) 学生寮時代に同じフロアだった「あいつ」とは,ちょっと後味の悪い別れ方をしている。 ま,最初の出会い頭もよろしくなかったけど。 あのときは,僕も若くて少し考えが至らなかったと反省している。 あいつもあいつでえげつない方法を取ってきたけどさ。 僕はもうそれは怒ってないよ。 お互い仕方なかったことさ。 でももうあれから10年。 もうお互い恨みっこなし?かな? 少しはあいつもおれも大人になったかな? 今度会ったら声を掛けてみるか。 ※ブラームスネタは今日もお休みです※ ・・・毎日ブラームス聞くのもしんどいし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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