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ああ,また帰ってきました,東京。
約1か月ぶりの九州はよかったです。 ラーメンも美味しかったし。 式の準備もちゃくちゃくと最終打ち合わせまで終ったし。 のんびり朝寝・昼寝もできたし。 よい3連休でした。 しかし,九州ではちょっと風邪気味というか,体調がいまいちだったのに,こっち帰ると,ちゃんと元に戻ったから不思議です。 たぶん,微妙ではあるけど東京・九州の気候の変化に身体がついていけなかったのでしょう。 知らず知らず,僕の身体は東京の空気になじんでいたようです。 それか,3日間緊張感抜けすぎて身体の抵抗力が鈍っていたのかもしれまません。 しかし,学生のころから思っていたのだけど,例えば下宿先(剛毅木訥!学生寮だったが)から実家に帰ると「ただいま」と言った瞬間いらん力が抜けて落ち着くし,休みが終わって実家から下宿先(質実剛健!学生寮だったが)へ戻るとそれはそれでの「ただいま」でホッとできるのは,不思議な感じです。 「ただいま」と言える場所。 僕の場合,学生のころずっとバイトしていた居酒屋もその一つだし,東京出てくる前に3年間過ごした現場施設もそうだ。 いろいろあったけど,いまもいろいろあるけど,九州の実家だってもちろんそうだ。しんどいかもしれないけどなんとか一緒にがんばっていこうと決めたことは,正しい選択だったと思っている。 それから,結婚を決めて以来,嫁さんちの官舎も「ただいま」といえる場所になった。 「ただいま」と言える場所があるということ。 やっぱりそれはそれ自体が単純に幸せなことだと思う。 そんな自分の「居場所」をたくさん持っている人は,それはそれだけたくさんの幸せを持っている人だと思う。 例えるなら,それは「港」のようなもの。 「港」があるからこそ,人は人生という名の航海ができるのかもしれない。ベタな言い方だけど。 イベールの「寄港地」。 久しぶりに,いやほとんど初めてまじめに聴いてみた。 詩的で非常にそそられるタイトルだったから買ったのだけど,僕がタイトルに期待する叙情が皆無で,そのせいか,能天気でご機嫌な曲想があまり好きになれそうにない。 諦めて同じCDにカップリングされたシャルル・ミュンシュが指揮するサンサーンスの交響曲第3番「オルガン付き」を聞いて,僕がイベールの「寄港地」に期待し裏切られた叙情を解消する。 もう深夜なので音量はかなり絞っている。 第2楽章(正確には第1楽章第2部?)の雲の上を舞っているような感じがよい。飛行機の一人旅のBGMにオススメ。 さて,明日は仕事。 やれやれではあるが,この東京の官舎も僕にとっては今のところ「港」であるようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年10月12日 11時10分04秒
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