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2005年11月28日
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カテゴリ:ブラームスの日々
 お久しぶりです。
 無事に結婚式,披露宴,新婚旅行を終えて帰って参りました。
 多少長くなるかもしれませんが,簡単に一部始終をご報告させていただきます。
 お暇な方はしばしお付き合いくださいませ。

 式前日の18日金曜日,東京から博多入り。
 会場のホテルからサービスで付けてもらったお部屋はなんと最上階のスウィートでした。
 寝室とリビングが別でトイレが二つ付いててなんと会議室(?)まで付いて庶民のワタクシはびっくりしてしまいました。
 ヨメさんなどは前日の夜何も終わってないのに「もう満足」などと言う始末。
 前日から「非日常」の始まりでした。

 夕食はヨメさんの方は同じく前日入りされていた親御さんたちと「最後の晩餐」。僕も誘われていたけど,「こういう日はご家族水入らずで」とお断りした。
 僕は名古屋から前日入りした弟と二人で食事。
 二次会で使うお店でその打ち合わせを兼ねて。
 相変わらず世間知らずな弟だったが,彼なりに何かをしなくてはと考え焦り苦しんでいるんだなとわかった。
 でも,もう少し年相応に成長して欲しいと思う。
 
 当日は,少し早起き。
 ヨメさんは,着替えの前,同じホテルに泊まっている親御さんと育ての親の祖父母のところに「お世話になりました」挨拶に行った。
 「お父さんお母さんは「まあまあ」と笑っていたけどおじいちゃんおばあちゃんはちゃんと受けてくれたからちょっと涙が出た。」としおらしく帰ってきた。 

 まだ全然時間があったので,そのおじいちゃんおばあちゃんを含む親御さんたちは僕達の部屋の「会議室」に集まってきた。
 お茶を出しつつしばし歓談。
 先にヨメさんが着替えに入り,その30分後に僕が着替え入り。
 エレベータのところで担当の方々が待っててくれた。
 こんなビップな待遇を受けたのは初めて。

 男の衣装は楽だろうとたかをくくっていたのが間違いだった。
 和装は結構ぎゅうぎゅうにタオルを巻かれて下袖もくくられて手が上がらないように固定されてしまった。
 襟元が崩れないようにということだったけど,カチカチに固められてしまった。
 ヨメさんはもっと苦しい思いをするのだろうな,とちょっと同情した。

 黒の紋付羽織袴に着替えて,親族控え室に行くと,たくさんの電報が届いてた。
 思いがけない人からのお花や,定型文でない心のこもったメッセージに目を通しただけで,涙が出そうになったので,いかんいかんと平静の感情に戻ろうとした。

 ヨメさんは黒振袖。
 角隠しで登場。
 なかなかさまになってた。
 ぱちぱち。

 神前式。
 三々九度って三口×三杯のことなんだって始めて知った。
 誓いの言葉を二人で読んで,玉串を捧げて無事終了。
 親族紹介はお互いの親の仕事だったけど,お互い親の方が緊張していたようだった。

 披露宴。
 受付は大学時代の友人に頼んだ。
 お車代も「これは両家からお預かりしているものなので・・・」と淡々と渡してもらうように頼んでおいた。
 僕が書いた下手なウエルカムボードとヨメさんが作った紋付羽織袴と白無垢のキューピーちゃん人形がまずはお出迎え。
 本物は両家両親と金屏風の前に立ち,引き続き和装でお出迎え。
 遠くからたくさんの人に来てもらった。
 その一人一人の顔に向かってお礼を述べつつお出迎え。

 会場の装花は竹を中心にあしらった「和」な雰囲気。
 テーブルクロスその他も竹に合わせて濃い緑で統一。
 これはヨメさんのこだわり。

 入場の曲はボッチェリの「祈り」。
 セリーヌ・ディオンとのデュオ。
 しっとりしずしずとしたイメージ。

 まず,新郎の僕から皆様に神前式無事終了のご報告。
 そのあとお互いの口から新郎新婦の紹介。
 新郎主賓挨拶は3・4年前本省で直属の上司としてお世話になった方。
 宮崎の現場からわざわざ駆けつけていただいた。
 新婦主賓挨拶はヨメさんの元上司で現在東京の現場勤務の方。
 この方も忙しい身でありながら遠くからはるばる来ていただいた。
 狭い業界の話とはいえ,偶然にもお互いの主賓とはかなり濃い面識があったし,主賓同士も同じく濃い関係にあった方々だったので,その辺の事情もあいまって,アットホームでほのぼのと,それでいて品よく,もったいないお言葉の数々をいただいた。
 ありがとうございました。
 
 乾杯に先立ち,ケーキカットの代わりではないですが,「和」の雰囲気に合わせて樽酒の「鏡割り」を行いました。
 会場の皆さんの掛け声で。

 乾杯は研修の同期でわれわれ共通の先輩で,いつも僕が帰省する度に飲みに誘っていただいている方。
 本人は否定していたけど,かなり体調が悪そうだった。
 欠席してはならぬという必死のお気遣いだったのか。
 ありがたし。

 友人代表は大学時代からの親友I氏。
 彼とは学部学科・学生寮・部活・学生寮退寮後の下宿先までなにからなにまで一緒だったという,稀な友人関係。
 若気の至りのやんちゃな過去の裏の裏まで知られている。
 僕の弱さや,強がりなところや,汚いところも知っている。
 それも含めて今も友人として付き合ってくれている。
 暴露話の一歩手前だったけど,彼だったので安心して聞けた。
 彼の口からの以外の僕の人となりの紹介は考えられなかった。
 ありがとう。
 ちなみに彼も新婚さん。
 ある後輩から,
 「I先輩とブラームス先輩は昔からなんでも一緒でしたけど,まさか結婚するタイミングまで一緒だったとは。やっぱり仲良しなんですね。」
 と言われてしまった。
 うーん,そんなつもりはなかったんだけど。

 新婦友人代表はヨメさんの地元の親友で僕の大学時代の部活の後輩。
 部活はとある武道で体育会系。
 こちらは
 「ブラームス先輩は本当に恐くて怖くて!」
 「とってもしごかれました!いじめられました!」
 と容赦なかった。
 (実際はそうではなかったのだけど・・・たぶん)
 でも,ヨメさんにとっては親友の先輩だったということが「縁」を感じるきっかけだったらしい。
 世間は狭いと言ってしまえばそれまでだけど,人の縁とは不思議なものだ。

 新婦中座は途中まで新郎のエスコート。
 途中で新婦のおばあちゃんにバトンタッチ。
 ここでサプライズで育ての親のおじいちゃんおばあちゃんにこれまでの感謝の気持ちを込めて花束贈呈。
 一言添えるヨメさんの声が涙で震える。
 おばあちゃん感激の涙。
 おじいちゃん男泣き。
 新郎の僕はもらい泣き。
 曲はサラ・ブライトマンのCDから「ピエ・イエス」

 しばらく一人で次々に祝杯を受ける僕。
 しばらくして,僕の中座の番。
 お迎えは,僕の学生寮時代からの親友たち。
 僕らの代の総代だったO氏と,富山から来てくれたN氏,そしてさっきの友人代表I氏。
 学生寮伝統の赤フン姿でさっそうと登場。
 「急なお願いで申し訳ない。さらっとやってくれればいいから」
 と遠慮がちにお願いしていたのだけど,そこはO氏,「もうネタ切ればい」といいながら,やはり凝りに凝ってきた。
 うれしかった。
 O氏が流麗な口上を述べたあと,新郎の僕から会場の皆様に捧げるその名も高い五高寮歌の「巻頭言」。
 
 巻頭言

 仰げは星斗欄煥として 永遠の真理を囁く

 頭をめぐらせば 蘇山遠々として

 我ら若人の情熱をそそる

 天地の恵み豊かなる 肥後の一角

 立山の麓 白川の畔

 これぞ 我等熊大学生寮健児が地なり

 いざや 舞わんかな 狂わんかな 唄わんかな

 我等剛毅朴訥の調べを

 武夫原頭に草萌えて 

 アイン ツヴァイン ドライツアー

 そーれ!

 公の場で僕が「巻頭言を切る」のは現役時代に一度やったきりで今回が二度目。しかもこれでたぶん最後だろう。
 久しぶりに腹の底から思いっきり叫んだ。
 職場の関係に人にも,親にも親戚にも,僕の体育会系的な姿を見せるのはこれが初めて。
 多少びっくりさせてしまったかもしれないが,みんな喜んでくれた。
 高校生までは「なよっと」してた僕だけど,学生寮で一応こんなふうなことができるくらいまでは鍛えられましたよってことを皆さんにお見せすることができたみたいだった。
 寮歌斉唱のあと,O氏N氏I氏の騎馬に載って退場。
 ちなみに退場のテーマは「宇宙戦艦ヤマトのテーマ」(O氏らしい選曲)。
 O氏N氏I氏,ありがとうありがとうありがとう。
 本当に嬉しかったよ。

 (つづく) 
 
 





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Last updated  2005年11月28日 23時48分44秒
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