519245 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ブラームスはお好き?

ブラームスはお好き?

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

ブラームスがお好き

ブラームスがお好き

Freepage List

Category

Comments

名字だけ同じ秀島@ Re:アームストロング砲(02/21) 文中に薩長土肥の「肥」が肥後の佐賀藩と…
Motoji@ Re:ロンドン・オリンピックだからという訳ではないけれど・・・(08/04) 東大寺の戒壇院の四天王像 写真お借りし…
PreaskWisfake@ ,チャンル メンズ,バッグ 人ブランド わに)にでも食はしてしまふが好い。」  …
ボッテガヴェネタ@ yssikrhkpdv@gmail.com お世話になります。とても良い記事ですね…

Favorite Blog

ご報告 turbo717さん

アジア時間 ジャスミン25さん
クラシック音楽は素… 会長0804さん
日日是好日 mind_326さん
ひよっこ血液内科医… アナカプリの丘さん

Headline News

2005年11月29日
XML
カテゴリ:ブラームスの日々
 久々の出勤。
 休み明けで行きたくないわ熱っぽいわで
 とっても辛い出勤でした。
 しかもこういう日に限って電車いつもより混んでるし。

 今日は上げた決裁を係長がいつまでたっても見てくれないのでさっさと帰ってきました。

 さて,昨日のつづきです。

 人の結婚式では,新郎新婦の中座中ってずいぶん待たせやがるな~のんびりしてるな~と思っていたのですが,これが結構バタバタするもんで。
 さっさと着替え部屋に連れて行かれ,紋付羽織袴を脱いで,洋装に着替えました。
 そのとき,身体が呪縛から解き放たれ,急に軽くなって,洋服って機能的でずいぶん楽な服なんだな~,うーん西洋文明,文明開化,なんて訳のわからぬことを考えてしまいました。
 黒のフロックコート。
 ヨメさんはずいぶん僕に白(この僕がホワイトですよ~!)を着せたかったらしいが,鏡に映った僕はどれも「・・・」だったので,シックに(無難に?)黒にしました。
 白だとなんだかぼやーっと膨らんで見えるんですよね。
 僕の顔はあまりシャープじゃないもんで。
 
 ま,それはさておき。
 黒振袖から真っ白(「ジュンパク」なんてこっぱずかしくて言えない)のウエディングドレスに着替えたヨメさんも同じく着物の呪縛から解かれてほっとしているようだった。
 和装も似合ってたけど,洋装もまたよし。
 わがヨメさんはなんでも自然な着こなしてしまうから感心してしまう。
 ほほーって感じでした。
 ほほほーっ!

 で,写真撮影。
 カメラマンのおじさんが結構厳しくて,注文が多くて,「私を見ないでレンズを見てください!」と言われても,あんたの指示が多いからあんたをみてしまうんじゃって。
 和装の写真撮影の時は針糸でくくられて固定されたりしたけど,洋装のときはさすがにそれはなかったです。はい。

 写真撮影が終わったら,そそくさと再入場。
 曲はヘンデル「水上の音楽」からメヌエット。
 僕は小さなバンブー(竹)が入った籠を下げて,腕を組んでの入場でした。
 そのバンブーは,ドラジェ+テーブルサービス用で,キャンドルサービスでもシャンパンサービスでもなく一人一人にバンブーサービスというわけ。
 装花も竹だし,それに,僕たちはケーキカットもメインキャンドル点火もしない代わりに,「記念植樹」をやることにしてたのです。
 結婚の「しるし」というか,シンボルとして,育てていけたらいいなと。
 記念植樹はヨメさんのアイデアでしたが,僕の思いつきで,テーブルサービス時にちょっとした工夫をしました。
 それは,テーブルごとにそのテーブルのお客様の雰囲気に合わせて音楽を変えてみる,というもの。
 おかげでみんな,「これは何の曲?」と注意して聞いてくださいました。
 紹介すると,

 新郎新婦主賓テーブルは エルガーの「愛の挨拶」
 *和やかに親密に,でもちょっとお上品に。
↓ 
 新郎学生時代の友人テーブルは 椎名林檎の「幸福論」
 *ちょっとワイルドでやんちゃだった学生時代のころのイメージ。

 新郎新婦職場の研修同期テーブルは ドビュッシーの「グレゴリウォッグのケークウォーク」のアレンジ
 
*研修のときに一緒に酒を飲んで楽しく遊んだ仲間のイメージ。これからもよろしく。

 新郎親族テーブルは ニューシネマパラダイスのテーマ
 *幼いころの楽しい思い出のイメージ。お世話になりました。これからもどうぞよろしく。

 新婦親族テーブルは 魔女の宅急便から「海の見える街」
 *ヨメさんのチョイス。イメージ的には僕と一緒かな。ヨメさんの実家が海辺というのは偶然。

 最後に新婦友人テーブルは パッヘルベルのカノン
 *これもヨメさんのチョイス。どうしても使いたかったらしい。初々しさと晴れやかさと素朴さ。友情って感じかな。

 で,メインキャンドルならぬメイン植樹。
 植樹の壇上では改まって 同じくヘンデルの水上の音楽から「アラ・ホーンパイプ」(懐かしいピノックの演奏。)
 植樹の瞬間は マーラー交響曲第3番から第5楽章「三人の天使が甘美な歌った」
 
*「ビム!バム!」ってやつ。中間部のアルト・ソロはフェイド・アウト。あとでヨメさんの友人テーブルの中のお一人から「あれ,マーラーの3番でしょ。ビム!バム!って,よく歌ったわ。」とおっしゃる方がいて,ちょっとびっくり。旦那様は僕と同郷らしい。世間は狭い。

 記念植樹って珍しいので会場の人に趣旨がわかってくれるかな,とちょっと心配だったけど,結果は大成功でした。
 温かい祝福の拍手に包まれて幸せな瞬間でした。

 あ,余興について書くのを忘れるとこだった。
 和装のときは,ヨメさんの親戚の方に「肥後ちょんかけ独楽」の会長さんがいらっしゃてたので,余興としてご披露していただきました。
 地面で回さず紐や手のひらの上で回す独楽で,さすがに見事なものでした。
 たまに独楽を落とすのがご愛嬌で,「これが技の中で一番難しくて,勇気がいるんです」とのこと。

 締めの余興はマツケンサンバの音楽で入場。
 でも出て来たのは普通の礼服姿の職場の研修同期Tさん。
 あれ,どうしたの?
 「私,都合によりナレーションに回ります」
 次に勢いよく会場に入って来たのは2人のレイザーラモンHG
 会場の中をフォーメーションを組んでリズミカルに駆け回り
 「ブラームス(の実名)・フォー!」
 「ヨメさん(の実名)・フォー!」
 「おめでとう・フォー!」
 
と叫んでる!
 大好きなHGがダブルで来て喜ぶヨメさん。
 「うひゃひゃひゃひゃ」
 とあられもなく手を叩いて笑ってる。
 花嫁姿も何もあったもんじゃない。
 よく見ると職場では二枚目で通ってるMさんとSさん!しかもかなり楽しそう!ちゃんと腰も振ってる!
 そこまでしなくても・・・と思ったけど,本人たちどうしてもやりたかったみたい。
 彼らは始終ノリノリで颯爽と去っていきました。
 いやー,参りました。
 一番喜んだのはヨメさんだったけど。
 そうそう,Tさん。
 都合によりって?
 それは,マツケンサンバの衣装を買ったはいいが,ウエストきつくて入らなかったそうです。
 試着しなかったのね。
 カツラまで買ったのに。
 それはそれは・・・ご愁傷さまでした。

 式の最後は,お手紙朗読と花束贈呈。
 お手紙朗読の時は,「泣いちゃいかん!」と心に決めていたので,大丈夫でした。
 ヨメさんの方も,気丈に振舞ってました。
 二人とも,俺は泣かんが会場を泣かせてやる!くらいの勢いでしたよ。
 僕の朗読のときは 子供の情景から「しらない国々」
 ヨメさんのときは 同じく「トロイメライ」
 花束贈呈のときは カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲でした。
 男の胸にさす花は・・・なんていうんだっけ。
 覚えたけどもう忘れちゃった。
 とにかくそれもちゃんと父親の胸にさしてあげました。

 それから,私の父親から会場の皆様へのご挨拶。
 ずいぶん緊張していたようだったけど,立派に言っていただきました。
 ご苦労さまでした。
 少しは親戚もうちのオヤジを見直してくれたかしら?
 でもまだまだこれからだよね,信頼関係の修復は。

 そして最後の新郎挨拶。
 手短に,でも心を込めて感謝の言葉。
 「皆様たちあっての私たちです。今日は本当にありがとうございました!」
 
 本当にみんなのお陰で,本当にいい結婚式,本当にいい披露宴でした。
 
 →→→(二次会編につづく)

 ちなみに退場の音楽は,サラ・ブライトマンのCDから「誰も寝てはならぬ」でした。
 *僕が一番好きなアリアです。


 (おまけ画像)
2005-11-30 00:09:56
 記念植樹で植えたオリーブの木です。
 苗木にしてはちょっと大きめですが,あまり若くもない僕たちにちょうとよいサイズかも。
 九州のヨメさんちにあります。
 ちゃんと育つといいなあ。

  
 
  
 
 
 
 

 





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005年11月30日 02時03分14秒
コメント(2) | コメントを書く
[ブラームスの日々] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X