|
カテゴリ:ブラームスの日々
イテテ。
日曜日のハーフで足を痛めてちょっとビッコ引いています。 今回,ぜんぜんトレーニングしていなかったくせに, 「ハーフくらいなんとかなるさ!」 とタカをくくっていました。 まだまだ余裕のつもりの10キロ地点で 「さあぼちぼちスパートかけようかな」 と思っても足が前に進まない。 まだまだこれからのつもりの15キロ地点で 「さあそろそろ本気でスパートだ!」 といくら奮起してもスパートどころかスタミナも気力も続かないしで,ラスト5キロでどんどん順位が落ちて,終わってみれば目標タイムを大幅に下回る情けない結果。 確かに風邪気味ではあったけど,あそこまで酷い状態だったとは。 しかも冷たい雨が降ってきて,惨めな濡れ鼠状態でのゴール。 おかげで月曜日はいまいち調子が悪く,診療所で薬をもらってきました。 しかし,今回気力・体力ともにガクッと落ちていたのは,由布院でちょっと力を抜きすぎたせいかもしれません。 そうです,新婚旅行は由布院だったのです。 2泊3日由布院の旅。 ヨメさんの仕事の事情なんかであまり長く休みが取れなかったので,たとえ近場でもちょっとは贅沢に!と思って由布院にしたのだけど,これが結構なかなかよかったです。 辻馬車に乗ったり,自転車乗って外湯回ったり,ちいさな美術館行ったり,旅館の炬燵で絵葉書書いたり,囲炉裏で焼いた鱒とか山女とか食べたりと,内容としては他愛もないことだったけど,のんびりまったりほのぼのの3日間でした。 幸い天気もよくて,由布岳も綺麗に見えて。 いや~,幸せな3日間だったな~~~ あの「事件」さえ起こらなければ… その「事件」は,帰りの「ゆふいんのもり号」で起こりました。 行きは一両まるごと貸切状態(本当です!)のスカスカのガラガラだったのですが,帰りはギュウギュウの満席。 それが悲劇の始まりました。 電車が走り出して一息ついて,僕は由布院駅で買ってきた「ゆふいん地ビール」をご機嫌に飲んでいました。 すると突然,上から真っ黒の大きな物体が僕の頭上にドサッと音を立てて振ってきたのです! 最初何が起こったのかうまく事態が飲み込めませんでしたが,その物体は他でもない,私の旅行バッグ。 そうです。上の荷台から落ちてきたのです。 おいおい,なんで??? と問うまでもなく,後ろのおっちゃんから 「あ,すみません。。。」 と小さい声。 後ろのおっちゃんが自分の荷物を取ろうとして僕の荷物に引っ掛けてしまったのですが,「あ,すみません」じゃないよ!まったくなんて迷惑なことしてくれるんだ! 幸い硬い荷物ではなかったので,頭を怪我したわけではなかったですが,衝撃で僕の前歯が「ゆふいんの地ビール」の飲み口にガツッと当たり,小さな白い破片がぽろっとこぼれました。 ひょっとして,前歯が欠けた??? 鏡を見に行くと,前歯の左右の前歯の内側が0.3~0.5ミリ欠けている。 見た目には気づかない程度なのですが,本人の感覚としては前歯が半分くらい欠けたような大打撃。 なんで楽しい新婚旅行の帰りにこんな目にあわなきゃいけないんだ! てめえ訴えるぞ!という目で後ろのおっちゃんを見ると, 「あ,もう上に置かないほうがいいですよ,危ないから。いや,もう大丈夫かな,私の荷物は下に降ろしたから。」 なんてまるで僕の荷物の置き方が悪かったようなものの言い草! むかー!!! もっとちゃんと謝れや! こっちは前歯が欠けたんやぞ! あんた本気で訴えるばい! 名前教えんかい名前! とは言わなかったけど,不機嫌100パーセントの僕。 隣のヨメさんから 「まあまあ,歯がちょっとくらい欠けても愛は変わらんバイ」 と憐れみと慰めとやさしさの混じったよくわからない言葉でなだめられたけど,帰りはずっとムスーーーッとしてました。 ああ,せっかくの新婚旅行だったのに,気分悪いー!災難やー!! とむくれた僕。 でもよくよく考えてみれば,一番災難だったのは,新婚旅行の帰りに突然不機嫌になってしまった僕と一緒にすごさなくてはならない羽目になってしまったヨメさんだったのかもしれないです。 大人気なくてすみませんでした。 でも今でもなんかこう,前歯の間が「すーすーす」です。 差し歯にするほどでもないけど,なんか口の中の違和感が… 歯医者に行けばなんとかしてくれるのでしょうか・・・? まあこのようにして僕の新婚生活がスタートしました。 東京と九州の遠距離新婚生活ですが。 これからどんなことが起こるのかわかりませんが, たとえどんなことであれ,ふたりで一緒に楽しんでいければいいな,と思ってます。 (おわり) 快晴の由布岳。 見てるだけで気持ちいいけど,空気もきれいでしたよ! ちなみに,手前のカップルは僕たちとなんの関係もありません。 追伸:winbookさん!さよならも言わずにいなくなるなんて寂しいじゃないですか! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|