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カテゴリ:ブラームスの日々
年末といえば,忘年会と第九です。
忘年会。 霞が関の若手(?)としては,幹事としてちょっと仕事以外でも忙しい時期です。 それも課の忘年会やら局の忘年会やら同期の忘年会やらなにやらかにやらで手を変え品を変えいろんなパターンで忘年会があるから僕の胃袋と肝臓と財布も大変です。 この時期は毎日「ぐるなび」をクリックしてますよ。 まあ最近は,わりと平和な飲み会が多くて,やれ幹事飲めとか,やれ一芸やれとか,理不尽な説教とか,からみ酒とかそういう場面に出くわすことは少なくて,自分から調子に乗り過ぎたりしなければ次の日に差し支えるということはありませんが。(二日酔いは自己責任です,はい。。) 忘年会,その名のごとく,その年を忘れる会。 そんなに日本人は忘れたいことがたくさんあるんでしょうかねぇ~,とこぼす人もいますが,オオモトの趣旨は,今年も一年いろいろあったけど,お互い嫌なことは水に流して忘れたことにして,今年もお世話になりました,来年も新しい気持ちで,またひとつよろしくお願いしますよ,という慰労と感謝のあたたかい気持ちによる会であるような気がします。 まあだからもともとの趣旨としては,ヨメさんたちが言うほどそんなに悪いもんじゃない日本人の「文化」なのではないのでしょうか。 ま,飲みすぎはいけませんが。 年末だからといって許されるもんではないです。 自己責任です。(自戒を込めて・・・) 第九。 去年はちょっと大変な年だったので,自分自身の慰労のために一人で東京国際フォーラムに第九を聴きに駆け込みましたが,今年はそんなふうにして第九を聴く必要はなさそうです。 でもまだ第九を聴くような心持ちになっていないというか,心の準備ができていないというか。 第九ってやっぱり特別な音楽ですから。 年末に第九,僕はこの日本人の「文化」は否定しません。 単に「年忘れ」という大衆的な気分だけで何の感動もなくこの曲に接するのはこの作品に対して失礼であるばかりか「神への冒涜」だと思うのですが,それは純粋に聴き手の問題でしょう。 ただただ,毎年毎年,年の瀬のたびに日本中で第九の生が聴けるなんて,この国はずいぶん豊かで幸福な国なんだなあ,と思うだけです。 ベートゥヴェンの交響曲第9番二短調作品125が好きな人間にとっては,なんと素晴らしい国ではないですか。 しかし,東京。 この時期,「今日は第九が聴きたいな♪」と思えばそこらじゅうで第九やってるんだから,東京ってまったくすごいところです。東京の底なしのマンパワーを感じます。 今年は第九を聞きに行けるかな。 書いてるうちに,なんだか無性に行きたくなってきましたよ。 *明日から忘年会3連チャンのため,日記をしばらくお休みします* お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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