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2006年01月06日
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カテゴリ:ドビュッシー
 暖かかったお正月もつかの間、
 
 今朝は九州も雪でした。

 もともと九州人の僕にとって、雪はちょっとした詩情を誘います。

 「雪が踊っている」

 とは、ドビュッシーのピアノ組曲「子供の領分」の4曲目。

 ちなみに、先日ちょっとご紹介した「グレゴリウォッグ(?)のケークウォーク」は、この「子供の領分」のラスト、6曲目です。

 「雪が踊っている」

 というのは、子供の作った雪だるまが子供が寝静まったあとに輪になって踊っている風景を描いたユーモラスなピアノ曲…ではありません。

 降りはじめた雪を窓越しに眺めながら、昼間遊んだ山の動物や鳥たちはどんなにしてるだろう、と心配している「子供の情景」を描いたものです。

 付け加えるならば、この曲はその子供を暖かい目で見守る大人の視点です。暖炉の傍の藤いすに座って、外に舞う雪を眺めながら。

 ピアノで描写されているのは、日本的に言えば(そして大人の言葉で表現するならば)「雪が舞っている」情景です。

 ドビュッシーは雪が舞う情景をかなり忠実に描写しきっています。

 そしてこのディスクにおけるミケランジェリは、透徹した表現力をもって、透き通るような透明感でこの曲を弾ききっています。

 それがあまりに完璧に透明すぎて、ここにはピアノもミケランジェリもドビュッシーもなく、ただただ目の前に舞い続ける雪があるだけです。


 「雪が踊っている」

 「雪が舞っている」ではないのです。

 まるで言葉を覚えたての子供が眼で見たままを表現したような言葉ですね。

 「雪が踊っている」

 なんと素敵で詩的なタイトルではないですか。



 主夫3日目のブラームスです。
 
 今日は寒かったので、鍋にしました。

 いまコタツで鍋の番をしながら嫁さんの帰りを待っています。

 どうやら残業のようですが、もうしばらく待ちます。



 *今回の寒波大雪で亡くなられた多くの方々、
  また被災された多くの方々に対し、
  心からお悔みとお見舞いを申し上げます。





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Last updated  2006年01月06日 19時30分29秒
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