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2006年02月18日
テーマ：好きなクラシック(2316)
カテゴリ：ブラームスの日々
今から，信州の恩師のもとへ行ってまいりす。
大学時代のドイツ語の先生です。 お土産は，紀ノ国屋のバウアンブロート（ドイツの黒パン）と決まっているので，国立で一回降りないといけません。 長野駅から１時間に一本のバスに乗って。 ４月から僕は九州に転勤なので，しばらく会えなくなるかもしれないから。 先生は，シューベルトの弦楽五重奏曲のことを「牛のよだれみたいじゃ」とか言いながら，むかしラジオから落としたライナー・キュッヒルの音源を，暖炉（薪ストーブ？）の前で本を読みながら，いつものＦＭのエア・チェックのあとに必ず毎晩聴いているような方です。 奥さんは，モーツアルトのアシュケナージのピアノ協奏曲全集を持っていて，近所（と言っても車で何十分の世界だが）の子供さんにピアノを教えています。 その奥さんの山菜料理がまた絶品。 東京では絶対食えない味です。 先生は「いいちこ」２０度を毎晩５合までと決めておられる（７０すぎの白髪白鬚のお爺ちゃんなのだが）。 その物事の本質を突き真実を顕かにする鋭い舌鋒は老いてますます壮かん。 あまり上品ではないし１００パーセント信じてよい話ではないが，ともすると霞が関のお役人の論理に慣れきってしまいそうな自分にとっては，本当によい勉強になる。 老人（？）に若者（？）が刺激を受けるのもどうかと思うが･･･（苦笑） 今まで夏の避暑と秋の収穫のお手伝いには訊ねたことがあるが，冬は初めて。 もちろん，これで最後とは思っていないが。 では，行ってきます。 もちろん，泊りがけです。 東京から離れ，ちょっと贅沢な時間を過ごしてきます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2006年02月18日 08時51分08秒
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