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Motoji@ Re:ロンドン・オリンピックだからという訳ではないけれど・・・(08/04) 東大寺の戒壇院の四天王像 写真お借りし…
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ボッテガヴェネタ@ yssikrhkpdv@gmail.com お世話になります。とても良い記事ですね…

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2006年03月05日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 今週末,ヨメさんと大宰府に行ってきました。

 梅が咲いていました。

 すっかり春の香りがしました。

 春,とりわけ,梅の時期の春は,もっとも日本的な季節です。

 日本の春。

 それは,

 いかにイ・ムジチが優雅に演奏しようともヴァヴァルディは似合わないし,

 同様に,オットー・クレンペラーがシューマンの第1交響曲をいかに立派に演奏しようとも,

 それは似つかわしくないのです。

 日本の春は,そんなにギラギラしたものではないのです。

 もっとたおやかで,はかなくて,しみじみしたものなのです。

 「さくらさくら」の唱にあるように,喜ばしいけれど,どこか物悲しくて,

 そう,短調なのです。

 日本の春は。

 不安と期待,

 出会いと別れ,

 生命のたくましさとはかなさ,

 それらを同時に感じる季節。

 春。

 そのような空気の中で聴くべきは,

 松任谷由実の「春よ,来い」です。

 とても日本的で,感傷的で,しかも若々しい青春のときの響きがします。

 みんな,さまざまな想いで,待っているのです。

 それぞれの春を。 

 
 時に感じて花も涙を濯ぎ
 
 別れを恨みて鳥も心を驚かす

        杜甫「春望」より






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Last updated  2006年03月06日 01時20分36秒
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