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カテゴリ:ブラームスの日々
「東京はなれるのはさみしい?」
とヨメさんに聞かれたけど,なんとも答えようがなかった。 確かにここに僕の4年間分の生活があったわけだし,さみしくないわけはないのであるが,今僕にあるのは「さみしい」とはちょっと違う感情である。 ただ,東京に対しては,冷めた目線と,乾いた感情を感じる。 ごちゃごちゃしてて,汚くて,臭くて,うるさくて,危なくて,高くて,世知辛くて・・・ 冷たくて,不親切で,いつもどこかで殺気だってて・・・ それでもたくさんの人が,タフに一生懸命に生きてる, 東京。 確かに便利なところだ。 世界中から毎晩のごとく一流アーチストが集まり,毎晩毎晩どこかしらで華やかなコンサートが開かれている。 駅では3分待たずに次の電車がやって来る。 でも,それがなんだっていうだろう・・・。 僕は,この日本の首都との別れよりも,今まで仕事上でもプライベートの面でもお世話になってきたたくさんの人たちとの別れを惜しむ。 ありがとう,みんな。 僕がかりそめにも4年間霞が関で仕事ができたのは,あなたたちのお陰です。 そして,好悪愛憎入り混じった感情ではあるけど,とりあえずトータルで, ありがとう,東京。 未熟な僕をたくさん鍛えてくれました。 通勤電車・デ・クラシックも,あと5日で卒業です。 明日は5時起きで残務整理。 仕事もいよいよ総仕上げ。 明日から毎晩送別会が入っているので,ブログの更新はちょっとお休みすることになりそうです。 なので,一足先に, さよなら,東京。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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