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名字だけ同じ秀島@ Re:アームストロング砲(02/21) 文中に薩長土肥の「肥」が肥後の佐賀藩と…
Motoji@ Re:ロンドン・オリンピックだからという訳ではないけれど・・・(08/04) 東大寺の戒壇院の四天王像 写真お借りし…
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ボッテガヴェネタ@ yssikrhkpdv@gmail.com お世話になります。とても良い記事ですね…

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2006年05月01日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 むかしむかし、僕の精神年齢がもっともっと幼かったころに見た映画です。

 でも、この映画からは、未知なる奥深い世界、大人の不条理の世界…を垣間見た気がしたものです。

 目に見えるもの、耳で聞いたことがすべてではなくて、それは一瞬で崩れさってしまう幻なのかもしれないという、不安定感。

 たとえそれが荘厳なものであっても。

 時のフィルターをかけてしまえば、余計に滑稽に見えたりして…。

 どの仕事もそうだと思うけど、わかりやすく説明されたものにはドロドロとした現実があって、目に見えるもの、耳から入る情報など断片の断片に過ぎなくて、結局は自分で判断するということは不確定要素の強い大変リスキーな選択であったりして、それでもいろんなしがらみに囲まれて、時間と時代の制約の中でそうせざるを得ないのであって…

 いつにも増してとりとめもない悪文でありますが、このブラームスにとりまして、坂本龍一作曲の『ラストエンペラー』は、定期的に無性に聞きたくなる音楽であります。

 鴨長明や平家物語チックな無常とはちょっとちがう、そんなモノトーンの枯淡の境地ではなくて、もっと現実的で、極彩色で、ギラギラしていて、そのあまりの落差の激しさに、あまりにも空っぽで空虚な、感情ともいえないようなうつろな視線が残るような…

 蛇足ですが、僕はちょっとだけ、日本的「無常感」とカミュの「不条理」に近似値を感じるのです。



 世界は無常に満ちていますが、それでも僕たちは生きているのです。
  世界は不条理に満ちていますが、それでも僕たちは生きるのです。




 さて、娑婆はGWですが、明日もがんばりましょう。



 すみれほど ちいさき人に 生まれたし 〔夏目漱石〕

 





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Last updated  2006年05月01日 23時15分37秒
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