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テーマ:好きなクラシック(2316)
カテゴリ:ヴェルディ
忙しい忙しいといいながらも、そういうときこそいつもより時間があったりする。
「忙しくてしばらく更新できません」と言いながら、こうしてせっせと更新してたりする。 不思議なものだ。 ヴェルディの「運命の力」。 そのオペラの筋はまったく興味がないが、 この序曲だけは昔から心引かれ続けている。 最初は、バレンボイムのベルリン・フィルのBS放送。 高校生のころだった。 冒頭の重厚な金管の3和音がカッコよさに、飲み込まれた。 苦悩に悶える弦と、慰めるようにやさしくささやく木管。 それらが渾然一体となって、 ドラマの頂点を極めるフィナーレ! 7分少々の世界の中に凝縮されたドラマ。 バレンボイムは重厚・壮大に大盛り上がりに盛り上げていたけど、 僕が持っているカラヤンの流麗なレガートもスマートでスカッとしていて、よい。 運命の力。 ここで描かれているのは、運命と戦う人間の気高い姿だと思う。 でも人の運命って、なんだろう・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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