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2006年07月15日
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 夜、マーラーの『さすらう若人の歌』を聴いていると、

 ふと、

 すでに忘れかけていた

 「青春」

 の二文字が胸によみがえってきた。

 ちょっと不謹慎な気分になって、ドキドキしてしまったのは、

 あの青く幼きころへの羞恥心のせいだろうか。

 もう一度あのころへ戻りたいかと聞かれれば、

 僕はたぶんノーと言うだろう。

 やり直せるものなら、やり直したい過去はたくさんあるけど、

 それはこれから起こることも同じだろうし、
 
 それに、今の意識のままに過去に戻ったとしても、

 無用の苦痛以外なにものでもないだろう。

 二度とない若さ、二度とない「今」を一生懸命に生きることを歌い上げたのが

 『さすらう若人の歌』

 であるのだが、

 僕はこの歌に、ある種独特ののやるせなさとせつなさと、胸を締め付ける甘酸っぱさと、

 一種の清清しさを覚えます。

 彼の交響曲第1番は、この歌の素材を巨大に発展させたものであることは、

 すでに言わずもがなのことですが、

 彼の壮大な音響世界の原点は、とても身近な事件やそれに伴う人間的・個人的な感情にあることを示す代表例だと思います。





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Last updated  2006年07月16日 00時23分28秒
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