519271 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ブラームスはお好き?

ブラームスはお好き?

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

ブラームスがお好き

ブラームスがお好き

Freepage List

Category

Comments

名字だけ同じ秀島@ Re:アームストロング砲(02/21) 文中に薩長土肥の「肥」が肥後の佐賀藩と…
Motoji@ Re:ロンドン・オリンピックだからという訳ではないけれど・・・(08/04) 東大寺の戒壇院の四天王像 写真お借りし…
PreaskWisfake@ ,チャンル メンズ,バッグ 人ブランド わに)にでも食はしてしまふが好い。」  …
ボッテガヴェネタ@ yssikrhkpdv@gmail.com お世話になります。とても良い記事ですね…

Favorite Blog

ご報告 turbo717さん

アジア時間 ジャスミン25さん
クラシック音楽は素… 会長0804さん
日日是好日 mind_326さん
ひよっこ血液内科医… アナカプリの丘さん

Headline News

2006年07月21日
XML
カテゴリ:シューマン
 この曲は、たぶんあまり人気のない曲だと思います。

 でも、好きな人はとことん好きなはずです。

 僕もその一人です。

 僕は、シューマンの、もっともシューマンらしい交響曲だ、と思っています。

 硬い岩盤の一箇所を錐で絶え間なく愚直にも突き続けているような、

 難攻不落の城を多数の犠牲を出しながら攻め続けているような、

 そんなひたむきで盲目的な(客観的に見れば、非常に無駄な)大きな力を感じます。

 そのため、主題と展開はいささか単調で、

 オーケストレーションは「力技」な感が否めませんが、

 それを「個性」と見るか「欠点」と見るかで、この交響曲はもとより、その他の3つのシューマンの交響曲の聴き方が変わってくると思います。

 しかし、シューマンほど、音楽と人生の一体感を感じる作曲家がいたでしょうか。

 誇張でも感傷でもなく、「ロマン派」という位置づけがもっとも似合うのはこの人しかいないと思っています。

 短いながらもその人生は充実したものでしたし、数は多くないもののその音楽作品はどれも他に換え難い独特の世界観を獲得したものばかりです。

 クララとの恋、評論活動、シューベルトの発見、ブラームスとの邂逅、精神病、投身自殺…

 彼の作品には彼の人生がたっぷりと、重々しくのしかかっています。

 年に一度くらい、彼の第2交響曲(ハ長調!この重くて暗~い作品は、ハ短調ではないのです!実は!)が聴きたくなります。

 僕の人生は、何度もこの交響曲に救われています。

 この暗くて重~い交響曲を聴くなら、さっぱりと知性でまとめたシノーポリよりも、やっぱり情念たっぷりのバーンスタインがいいですよね~(笑)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006年07月22日 00時50分40秒
コメント(4) | コメントを書く
[シューマン] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X