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2006年08月06日
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カテゴリ:ベートーヴェン
 本当は今日は、ブルックナーの第8交響曲か第7番について書くつもりだった。

 ところがブログの執筆(?)中の音楽に何の作為もなく選んだ

 エーリッヒ・クライバー&アムステルダム・コンセルトヘボウ菅の『エロイカ』
 *エロイカ:ベートーヴェン作曲交響曲第3番変ホ長調「英雄」のこと

 をかけたところ、この録音の虜になってしまい、ほかのことは何一つ考えられなくなった。

 この音楽には、まったくと言っていいほど何の作為もない。

 それでいて、奇跡的な力を持つ大名演である。

 言うまでもなく、エーリッヒ・クライバーとは、先日他界した現代のカリスマ的名指揮者カルロス・クライバーの父。

 その遺された録音のほとんどはモノラルの古いもの。

 にもかかわらず、彼の残した録音群は今でも不滅の光を放ち続けている。

 何の作為もなく作られたものが圧倒的光を放つものなど、それは既に

 神の領域

 ではないのか?

 ところで、忘れなれない有名な写真がある。

 どこぞの欧州の大使館で、たまたま一同に会したマエストロたちの集合写真である。

 手元にないのでうろ覚えで恐縮だが、

 紳士的で柔和な表情のブルーノ・ワルター

 2メートル近い巨躯でぶっきらぼうに突っ立ているオットー・クレンペラー

 自信にあふれ、攻撃的なオーラを放つアルトゥール・トスカニーニ

 自然な気品と威厳を漂わせているウィルヘルム・フルトヴェングラー

 そして、

 真ん中あたりで所在なげに微笑んでいる小柄なエーリッヒ・クライバー

僕はこの写真が大好きで、学生のころなど雑誌の切抜きをコピーで引き伸ばして部屋に飾ったりしていたものである。

 ところで、

 1960年代を境にして感じる音楽の力の差は、いったいなんなんでしょう。

 僕はまったくど素人なのですが、

 昔の人は偉大でした、と言ってしまえばそれまでですが、

 この王道たる圧倒的な力、音楽から伝わる人格の威厳はどこから生まれるのでしょう。

 エーリッヒ・クライバー。

 1956年、モーツアルトの200回目の誕生日に死去。
 





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Last updated  2006年08月06日 22時44分15秒
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