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2006年10月28日
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カテゴリ:マーラー
 いつもながら、アバドの演奏は、とてもすっきりしている。

 前回のシカゴ響との録音も素晴らしかったが、今回のベルリン・フィルとの集大成とも言えるチクルスにおいては、さらに含蓄が深くなり、読みも鋭くなって、見事な名演である。

 しかも、これだけの完璧な演奏がライヴというのもさすが、ベルリン・フィルである。

 僕は、このマーラーの第7交響曲という作品は、

 有名な彼の第5交響曲や第6番「悲劇的」以上の傑作だと思っている。

 第1楽章の冒頭、ラングザームで流れるテノール・ホルンの不思議な響きだけでも、この交響曲を聴く価値がある。

 そして、第5楽章の最後であふれる輝かしい音の光の洪水は、マーラーが描いた最も説得力のあるフィナーレである。(そしてその主題は、第1楽章テノール・ホルンの主題と同一であり、見事なエコーである。)

 アバドは、この交響曲のひとつひとつの響きを愛おしむかのような表情を随所に見せており、この長大な交響曲を飽きさせることなく、一気に聴かせる。

 通常は2枚組みとなることの多いこの交響曲の録音が、CD一枚で収まっているのもこの録音の魅力のひとつ。(ブラボーの嵐の拍手付き)

 お勧めです。





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Last updated  2006年10月28日 23時06分15秒
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