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ボッテガヴェネタ@ yssikrhkpdv@gmail.com お世話になります。とても良い記事ですね…

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2006年11月14日
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カテゴリ:モーツアルト
 正しい調理法による料理が、食材の魅力を最大限に引き出すように、

 カール・ベームの手によるベルリン・フィルの正統な演奏は、

 モーツアルトの最良の部分を引き出す。

 今流行りの「のだめ」風に言えば、

 「正しいカレーは美味しい」

 のだ。

 このヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲の録音は、

 もう何十年も前のステレオ録音だけど、

 この悠揚としたテンポ感は、

 軽やかさと重厚さの両方を併せ持つ、

 まさに「正しい」テンポ。

 何度聴いても、飽きることはない。

 それどころか、他の(現代の)演奏を聴いたあとには

 必ず聴きなおしたくなる存在だ。

 「やはりこれだ」と。

 この曲の最大の魅力は、

 ヴァイオリンとヴィオラという

 近いけれども似て非なるお互いの個性の微妙なズレを

 それはそれとして、お互いを真似っこしあって何度も何度も

 対話を繰り返すことにより(まるで仲のよい幼い兄弟のようだ)

 曲が尽きることなく発展していくことにあると思う。

 シンプルにして無限の響き。

 しかし、この第2楽章の突然の哀しみはいったい・・・

 それはさておき、

 この曲は

 ただただ、美しい。

 ときには、それだけでよいときもある。

 





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Last updated  2006年11月14日 23時00分10秒
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