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テーマ:好きなクラシック(2316)
カテゴリ:ハイドン
ユーモアがとても都会的に洗練されていて、 ひとつひとつの音符の鳴り方が踊るように優雅で洒落ていると思うのだけど。 ハイドンなんて、モーツアルトやベートーヴェンには一歩劣る 単純で子供じみた音楽、 なんていう見当違いな誤解はいつになったら解けるのだろうか。 でも、ハイドンのよさは「大人じゃなければわかるまい」ってところがまたいいのだけど。 この渋い味わい、子供にはわかるまい。 僕はここのところ毎朝 交響曲第94番ト長調 で起きています。 そう、「驚愕」って呼ばれてるこの曲、 「サプライズ」の訳にしては酷すぎると思いませんか? 「き・ょ・う・が・く」なんてなんのことか全然わからないじゃないですか。 だいいち「き・ょ・う・が・く」なんて日本語、使わないし。 ここはすっきり「びっくり!」ないしは「ビックリ交響曲」と呼ぶべきですね。 ところで、僕が毎朝起きるタイミングは、 第1楽章の静かな木管の序章から優美な弦の主部に移るところです。 第2楽章の「びっくり!」の一撃に起こされてはいませんので、あしからず。 録音はやっぱり カラヤン=ベルリン・フィル の落ち着いたエレガントな演奏がいいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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