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テーマ:好きなクラシック(2328)
カテゴリ:ベートーヴェン
肉体的に、というよりも、精神的に。 たまに、音楽に力づけられる。 今夜は、マレイ・ぺライアのピアノで ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第28番イ長調。 シンプルで控えめな曲だけど、 人を癒し、力を与えてくれる曲だ。 どんなに疲れていても、 酒を飲みながら聴いているうちに 明日もがんばれるかな、 なんて思ってしまう。 学生時代、マレイ・ぺライアが好きな5歳以上歳の離れた医学部の先輩と 親しくしてなったことがあったけど、 そのときは、「マレイ・ぺライアなんて微温的なピアノニストのどこがいいだろ」 と思っていたけれど、 僕も30を越えて、マレイ・ぺライアのよさがわかるようになってきた気がします。 それは、この「中庸の美」に到達するまでの道のりが想像できるようになったからでしょうか。 このCDは、彼の初指揮によるベートーヴェン弦楽四重奏曲第12番(弦楽合奏版)を併録してあります。 どちらも、ときに弱気になりそうな僕たちの背中をやさしく一押ししてくれます。 オンガクノチカラは偉大なのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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